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スタンド小説スレッド3ページ

661ブック:2004/06/24(木) 01:16
     EVER BLUE番外編
     ときめきEVER BLUE 〜伝説の樹の下で〜 死闘編


〜前回までのあらすじ〜

「さあ、今日はタカラギ子さんとのデートの約束の日だ。」
「好きな体位は松葉崩し。
 一人エッチは週五回。
 乳首は黒ずんだピンクです。」
「嫌ぁ!!
 中は駄目!!!
 中は駄目!!!
 中はやめてえええええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
「愛と正義の美少女戦士、ブルセーラームーン!
 月に代わって、折檻よ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「さあ覚悟しなこの薄汚い雌犬め。
 抜け駆けしてオオミミを寝取ろうなんざ、いい度胸だな。」
 剃刀を指に挟んで構え、三月ウサ美が見得を切る。

「くっ…!
 あなたは東洋の紅蠍、三月ウサ美!
 まさかこんな所で出会うなんてね…!」
 パニッシャーを肩に担ぐタカラギ子。

「ふふふふふ。
 ここが貴様の墓場となる。
 死ねーーーーーーーー!!!」
 使い古された脅し文句と共に三月ウサ美が剃刀を投げつけた。
 パニッシャーでそれを受けるタカラギ子。
「ほう。
 よく今のを受け止めたな。
 ならばこれならどうだ。
 超絶無限覇王雷神青竜滅砕派ーーーーーーーー!!」
 何かいかにも小学生が考えたような名前の必殺技来た―――――!

「ぐあああ!!」
 エネルギー派を食らい、タカラギ子が吹っ飛ばされる。
「ふっふっふ…
 どうした、まだ十分の一の力も出してはいないぞ?」
 笑う三月ウサ美。
 お前その台詞…
 一体いつの時代の人間だよ。

「うう…
 大丈夫子、猫ちゃん。」
 見ると、タカラギ子はその胸に子猫を抱え、先程の攻撃から庇っていた。
 いや、その猫絶対さっきまで居なかったじゃん。
 それにしても何だこの展開は。
 黄金期のジャンプ漫画の世界にでもトリップしているのか?

「遊びはこれまでだ!
 今度こそくたばれ、超絶無限爆炎風神暗剣殺ーーーーー!!
 この技は核爆発を防ぐ金属すら破壊する!!!」
 名前変わってるじゃねぇかよ!!
 つうか、核爆発すら防ぐって、最強厨かお前は!?

「絶対無敵バリアー!!」
 しかし、タカラギ子の展開したバリアーがその一撃を受け止めた。
「何だと!?
 ありえない、富士山すら消し飛ばすこの技が!!」
 驚愕する三月ウサ美。

「あなたは強い…
 だけど、決定的なものが欠けているわ。
 それは人の愛よ!!」
 愛って…
 そんなの今日び週間少年マガジンの漫画でも言わねぇよ。

「これが人の愛の力というものよ!
 受けなさい、
 スーパーウルトラミラクルスペシャルハイパーゴールデンゴージャスワンダーマッハ
 ドラゴンタイガーフェニックスゴッドパワークラッシュブラストソードブレイドネオ
 カイザーキングスラッシュボンバーメテオラストファイナルアタック零式!!!!!」
 三月ウサ美以上に厨臭い必殺技だーーーーーーー!!
 ていうか愛全然関係無いじゃねぇかよ!!

「馬鹿な!
 この人を超えた私がーーーーーーーーー!!!」
 お約束過ぎる断末魔の台詞と共に、三月ウサ美は倒れた。
 しかし、どうやらまだ辛うじて生きてはいるようだ。


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