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スタンド小説スレッド3ページ

1新手のスタンド使い:2004/04/10(土) 04:29
●このスレッドは『 2CHのキャラにスタンドを発現させるスレ 』の為の小説スレッドです。●

このスレでは本スレの本編に絡む物、本スレ内の独立した外伝・番外編に絡む物、
本スレには絡まないオリジナルのストーリーを問わずに
自由に小説を投稿する事が出来ます。

◆このスレでのお約束。

 ○本編及び外伝・番外編に絡ませるのは可。
   但し、本編の流れを変えてしまわない様に気を付けるのが望ましい。
   番外編に絡ませる場合は出来る限り作者に許可を取る事。
   特別な場合を除き、勝手に続き及び関連を作るのはトラブルの元になりかねない。

 ○AAを挿絵代わりに使うのは可(コピペ・オリジナルは問わない)。
   但し、AAと小説の割合が『 5 : 5 (目安として)』を超えてしまう
   場合は『 練習帳スレ 』に投稿するのが望ましい。

 ○原則的に『 2CHキャラクターにスタンドを発動させる 』事。
   オリジナルキャラクターの作成は自由だが、それのみで話を作るのは
   望ましくない。

 ○登場させるスタンドは本編の物・オリジナルの物一切を問わない。
   例えばギコなら本編では『 アンチ・クライスト・スーパースター 』を使用するが、
   小説中のギコにこのスタンドを発動させるのも、ギコにオリジナルのスタンドを
   発動させるのも自由。

 ★AA描きがこのスレの小説をAA化する際には、『 小説の作者に許可を取る事 』。
   そして、『 許可を取った後もなるべく二者間で話し合いをする 』のが望ましい。
   その際の話し合いは『 雑談所スレ 』で行う事。

391N2:2004/05/23(日) 12:20

━━━━━━━━━━━━━━━

  まもなく
  『ギコ兄教授の何でも講義』が
  始まります

              ∩_∩
━━━━━━━━━ |___|F━━   ∧∧
              (・∀・ ;)        (゚Д゚ ;)
        ┌─┐   /⊂    ヽ    /⊂  ヽ
        |□|  √ ̄ (____ノ   √ ̄ (___ノ〜
      |   |  ||    ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | …えーっと、これ、どゆこと?
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  …俺にもよく分からんぞゴルァ…
         \________________

392N2:2004/05/23(日) 12:21

 リル子さんの奇妙な見合い その④

少女がリル子さんへと突進した。
さっきリル子さんが「肉体強化型」のスタンドだと言っていたが、
どうやら強くなっているのは彼女の体毛だけではないらしい。
歳相応の運動能力を遥かに超越した速さで、少女が駆ける。

「…なかなか面白いスタンドですわ。
こういう類のものは使用者が少ないですからそれなりに楽しめそうですわね」
(最近戦ったのはザコばっかしだったからなあ…)
リル子さんはそんな少女を余裕を持って観察している。
必死に抑えているようだが、「戦」に対する興奮が口元にうっすらと現れているようにも見える。

「串刺しみるまらー!」
対する少女も針の隙間から覗く顔は異様な明るさを誇っている。
二人ともそんなに戦うのが好きなのかい。

間合いが詰まり、少女のパンチがリル子さんの胸目掛け繰り出される。
まともにヒットすれば、心臓が穴だらけになって即死ものだ。
が………

「ですが…」
(だがな…)
――あえてギリギリまで拳を引き付けて

「戦いには年季の差というものが…」
(だてに三十路を過ぎてるわけじゃ…)
――実力差を見せ付けるように寸での所で拳をかわし

「存在するのですよッ!!」
(ねえんだよッ!!)
―――拳を糸で絡め、全身ごと畳に叩き付けた。

胴から落っこちた為、肺に強い衝撃を受けて少女が苦しそうに咳き込む。
針で全身をガードしていたにも関わらず、あれだけのダメージ。
生身で受けていたなら一発で再起不能になっていたのだろう。

「…ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ
お前、だれ?」
彼女もオレ達を狙って来たのに全く関係の無い(と思っている)女に痛め付けられて、
自分の予定が大幅に狂ってしまったことに混乱しているらしい。
今にも泣きそうな顔で少女が聞く。

「そうですね…喩えるなら」
(そうだな…率直に言えば)
リル子さんがやたらと嬉しそうに少女の元へと歩み寄り、
勝ち誇った顔で彼女を見下ろす。

「『サザンクロス・悪の主役』…とでも言っておきましょうか?」
(スーパー完璧美人アナウンサーにして『サザンクロス』真のボスである
ハイパーワーキングウーマンリル子様に決まってんだろ!ガキが!!)
控えめ、と言うよりかは自虐的なコメントをリル子さんは吐いた。
…が、そこには彼女の余りに自尊的で奢り高ぶった本心が見え隠れしている。
つーかあんたはそこまで自意識過剰だったんかい。

「…リル子さん、カッコいいんだな!!」
(何だかよく分からないけど強い女性ハァハァ)
モララーは事態を全く把握していないようだが取り敢えずリル子さんが優勢ということは分かるようだ。
ここで騒ぎ立てられたら事態が悪化しかねないだけに、こいつが馬鹿で助かった。
褒められたリル子さんはリル子さんで、愛想笑いすらしてあげない。

393N2:2004/05/23(日) 12:24

さて、対する少女はどうしたかと言うと、
今度は非常に落ち込んだ表情をしてなにやらぶつくさ言っている。
「批判要望板はスクリプトでうめられた。
今みんなで再建している。
思い出したくないんだ。みんな口にださない。」

…何者だ、こいつ?
「みるまらー」という訳の分からんフレーズを連発したかと思えば、
今度は笑ったり落ち込んだり。
こいつには、確固たる感情とかそういう物が無いのだろうか。

ともかく、変人揃いの「サザンクロス」に居ても
ここまでデムパ(・∀・)ハイッテル奴に会うことはそうそうある事ではない。
さしものリル子さんも少女の行動には僅かながら不気味に感じるものがあるらしい。

「…よく分かりませんけど、あなたが我々『サザンクロス』に牙を剥くのであれば、
私はあなたを全力で駆逐するまでですわ」
(なによこの子、泣いたり笑ったりしててキモッ!)
そう言ってリル子さんの手から再び糸が噴き出す。
そして少女の全身を絡め取ろうとした、その時…

「みる、みる、みるまらーーー!」
「……ッ!!」
(危ないッ!!)
リル子さんの一瞬の油断と隙を突き、少女が突如大振りの鎌をどこからか取り出したかと思うと、
彼女の首を斬り落とす形ですれ違おうと飛びかかった。

「喰らいませんわッ!!」
リル子さんはそのまま糸で鎌の柄を捉えるとそのまま奪い取った。
だが少女はその間に障子を乱暴に閉めて部屋の外へと逃げて行った。

「逃がしませんわよ!!」
すぐにリル子さんの追撃が始まる。
少女を逃がすまじ、とモララーを放って追いかけるリル子さん。

だがまずい!
ギコ兄がおせっかいにも部屋の外にまでカメラを設置してしまったから、
少女が外で罠を張って待ち構えているのがオレ達には分かる!
行っちゃ駄目だ!!

394N2:2004/05/23(日) 12:27

オレ達の願いも空しく、リル子さんが再び威勢良く障子を開け放つ。
その瞬間、彼女の正面から無数の針が飛来した。

「引っ掛かったー!ギコ屋じゃなくたってその仲間なら即抹殺ものだよー!!」
まんまとリル子さんが罠に掛かり、大喜びする少女。

だが、目前に迫る針千本を前にして、リル子さんは決してうろたえなかった。
やれやれ、と疲れたような表情を一瞬見せたかと思うと、彼女は叫んだ。

「『トリビュート・トゥ・ベノム』!!」

リル子さんの全身から、おびただしい量の糸が噴き出す。
生々しくて怪しい粘液を垂らしながら。
そして針は全て粘った音と共に絡め取られ、決して本体に届くことはなかった。

「わざわざヴィジョンを形成しなきゃいけないだなんて、面倒ですわ…」
(手こずらせやがって、とっととくたばれよこのガキ!)
そう言ったリル子さんの横で、糸が急速に収束してゆく。
そしてそれは、毒々しい色をした異形のモンスターと化した。
ついでに、額には超人プロレス漫画よろしく「毒」の一文字が入っている。

(出たぞ…リル子のスタンド『トリビュート・トゥ・べノム』。
あいつがヴィジョンを出すってことは本気モードに入ったってことだ)
大将が誰に言うでもなく呟いた。

「そんなことしても無駄無駄無駄ァ!!だよー」
少女の挑発と共に、再び無数の針がリル子さんへと飛んでゆく。
だが、リル子さんは微動だにしない。

「無駄無駄無駄…って、今こうして針が食い止められたのに
まだ同じ攻撃を繰り返すつもりですか?
…進歩の無い方ね」
(こいつ、二番煎じが通用するとでも思ってんのかよ!?)

リル子さんの言葉通り、針は全て糸に受け止められてしまっている。
それこそ、こいつのやってる事の方が無駄な行動であろう。
だが、それでも少女の攻撃は止まない。

「…本当に諦めの悪い子ですわね。
幾らあなたの針を飛ばしても私のこの『蜘蛛の糸』が全て受け止めてしまいますわ」
リル子さんもそろそろ飽きてきたらしい。
ところがその言葉を聞いて少女が不適な笑みとともにぽつりと呟いた。

「…誰が『needle』しか出せないって言ったの?」

オレ達は目を疑った。
彼女の前方にはあの裁縫針サイズのトゲなどではなく、
むしろ杭と呼ぶべきサイズの大きな針が用意されていたのだ。

「ちっぽけな針がガード出来ても、ここまでおっきな針が飛んできたら…
どうかな?」

特大の針が、小さな針と同じ速度で発射される。
あれじゃあ、糸の壁を貫通してリル子さんに直撃してしまう!
かと言って、あのスピードではもう回避することも敵わない!
どうすんだ、リル子さんッ!!

「…誰が『粘っこい糸』しか出せないと言いましたか?」
(…決まったな!屈辱的な『セリフ返し』!!)

彼女の腕から再び糸が放出される…のだが、
それはあのネバネバしていたまさしく『蜘蛛の糸』などではなく、
硬く頑丈で清潔そうな、言うなればワイヤーのようなものであった。

「だからって糸なんかじゃ針には対抗出来ないよ!
貧弱、貧弱ゥ―――!!」
確かに少女の言うとおり、リル子さんの糸で巨大な針に太刀打ち出来るとは思えなかった。
のだが……、

395N2:2004/05/23(日) 12:28

「……『ウェブカッター』」

リル子さんの手中で収束した糸は、その形状を細身の剣のように変えた。
そして、飛来してくる糸を、一閃、二閃、三閃…。
針は微塵に砕け、やはり彼女の手前でその勢いを失った。
こりゃ一体、どういう事だ!?

「ウソ!ウソだよ!!
糸が針を壊せるはずが…」

動揺しうろたえる少女に、すかさずリル子さんの追撃が入る。
まともに入れば少女の身体を二分していた一撃を、彼女は寸での所で回避した。
逃げ遅れた彼女の髪が宙に舞う。

「蜘蛛の糸…と言うとよくネバネバしていて飛んで来た獲物を逃さない、
っていうイメージを抱く方が多いでしょうから、
それで中にはあの糸は全部が粘着性の強いものだとお思いの方もいらっしゃるようですけど、
本当は違うのですわよ。
蜘蛛の巣は蜘蛛自身が歩く必要もありますから、縦糸は切れにくくてツルツルした糸、
横糸は飛んで来た獲物をくっ付ける粘着性のある糸、という風になっているんですわよ」
(ハッ!どうせこんなガキだからこの程度の事も知らなかったんだろうよ)
とっさに後ろへと跳んだ少女を壁際にじわり、じわりと追い詰めながら、
リル子さんが得意げに語る。

「そして私の能力『トリビュート・トゥ・べノム』はそれら2種類の糸を使い分ける能力!
相手の攻撃の威力を殺す粘っこい横糸に、
相手の防御を打ち砕く強く頑丈な縦糸!!
…どう考えても分が悪いようですわね。但し、あなたがですけど」

完全に少女は塀の角へと追いやられた。
再びリル子さんがスタンドのヴィジョンを形成する。

「それじゃ、そろそろ年貢の納め時というやつですわね…」
(覚悟は出来てんだろうな、オラァ!!)

396N2:2004/05/23(日) 12:29

リル子さんが糸を放出すると共にそれを少女目掛け飛ばす。
少女の動きを封じ、一気にタコ殴りにするつもりなのだろう。
だが、少女はその糸を高くジャンプすることで回避した。
そして更に……!

「みる、みる、みるまらーーー!
わむてさん、地球!」
少女の背中から、純白の翼が生える。
あれも針能力の一環…って訳じゃなさそうだ。

「み、み、みるまらっっ!!!」
途端に、彼女の翼から無数の羽根が舞い落ちる。

「みる、みる、みるまらーーー!」
そして羽根は彼女の号令と共に、無数の針の雨と化してリル子さんに降り注いだ。

「…面倒臭い攻撃をしてくれますわね。
これで私を足止めすると同時に自分は逃げようという腹ですか?」
(…このド低脳DQN策士め…)
リル子さんの言葉どおり、少女はその隙に羽ばたいて逃げようとしている。
だが、リル子さんがそれをみすみす見逃す筈も無い。

「…無駄ですわね」
リル子さんの右手中で、瞬時に糸が絡み合い、それは一つの明確な形を創り上げた。
縦糸による骨に横糸による布を組み合わせた、『糸の傘』。
全ての雨が、それによってリル子さんに触れることはない。
そしてオレ達がそちらへと気を取られている内に、
当のリル子さんは左手から伸びる糸で既に少女を捕らえていた。

「ここまで暴れておいて、もうお帰りになるだなんて、ちょっと虫が良すぎませんこと?」
(たっぷりと痛い目に遭わせてやろうじゃねえかよォ〜〜!!)
彼女が手を引くと、少女がそれに釣られて引き寄せられる。
空中で完全にバランスを失い、何もすることが出来ない。
そして、そのままリル子さんの射程内まで入ってしまい、

『オラァッ!!』

顔面にスタンドの拳がクリーンヒット。
だがそれでもリル子さんの手は止まない。

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラァ―――――ッッ!!!!』

『トリビュート・トゥ・べノム』によるラッシュ攻撃。
少女も必死に身体に針を生やして防御するのだが、
その針も拳で破壊され、ほとんど役に立っていない。
最後の一撃で吹っ飛ばされるも、その身体にはまだきっちりと糸が繋がれている。

「まだよ。まだ終わりませんわ。
この横糸、付けるも剥がすも私次第ですもの」
(こんだけじゃ気が治まらねえんだよ!!)

再び少女の身体が引き戻される。
恐らく、これで決着が付くだろう。
オレらの内で、誰もがそう思っていた。

だがしかし、少女は更なる切り札を隠し持っていた。

397N2:2004/05/23(日) 12:30

「み…み…
みるまらー
Iフィールド」

彼女の容姿が再び変化する。
何やら近未来的な雰囲気を漂わせる彼女の前方から、
正体不明のレーザービームが発射された。

「………危ないですわね」
(この期に及んで…往生際の悪いッ…!!)

どこからエネルギーを捻出したかも分からないレーザービームは、
それでもリル子さんの糸を焼き払ってしまった。
已む無くリル子さんもそれを回避する。

「…こ…こまで…痛い目に…遭わされて………!
絶ッ…………対に…許…さんの……だァ……ッ…!!」
少女は完全に怒りに燃えている。
顔面パンチは彼女のプライドを損なうには十分だったらしい。

「みる…みる…」
再びもう聞き飽きたあのフレーズを唱え始める少女。
だが、今回はどこか様子が違う。

「みる…みる…みる…」
彼女の身体に異変が現れ始める。
首から下の部分が徐々に変質してゆくのだ。

「みる…みる…みる…みる…」
それは徐々に衣服の繊維質な質感から、ぬめぬめつるつるした生々しい質感へと変化し…

「みる…みる………みるまらーーーーーーーー!!!!」
彼女の雄叫びと共に、その姿は完全に異形のモンスターと化した。
顔は元の少女のままだが、首から下があたかも蛇のような姿になっている。
そしてその高さは、まさしく「屋根より高い」。

(こいつは…ラミアか!?
ギリシャ神話における子喰いのモンスターを持ち出すとは、
何たるセンスをしている…)
久々にギコ兄の解説キャラっぷりが発揮された。
…ってかさ、それ以前に羽根生えたりビーム撃ったり、
挙句モンスター化するそのとんでも人間っぷりの方を先突っ込めと。

「みるまらーーー!!」
満身創痍から一転、超強化された肉体を得た彼女がリル子さんを攻める。
さっきまでからは想像も付かない破壊力を持つ拳が、
軽々しくガードすることの出来ないリル子さんを今度は壁際へと追い詰めてゆく。

「…この子…何て破壊力…ッ!」
(クソッ、これじゃあスタンドガードするわけにもいかない…!)

少しずつ少しずつ、塀がリル子さんに近づいてゆく。
そしてとうとう、リル子さんは袋小路に追い詰められた。

398N2:2004/05/23(日) 12:32

「ここまで来れば、もうどこにも逃げられないよ!
ここまで痛い目に遭わされたからには、『痛い』なんかじゃ済まさないよ!
みる、みる、みるまらーーー!」
彼女は、その身をアルマジロの如く丸めだした。
そしてそれが巨大な球状になると、そこから再び無数の針が生えた。
…しかし、今度は身体そのものが巨大化しているが故に、
その針一本一本があの杭サイズと同じ位の大きさをしている。
とてもじゃないが、横糸の壁を作っても串刺し必至だ。

「…参りましたね。まさかここまで追い詰められるとは思いもしませんでしたわ」
リル子さんが、いつになく泣き言を言う。

「謝ってももう許さないよ!
みる、みる、みるまらーーー!」
遂に少女が転がり始めた。
もう駄目か!?リル子さん、万事休す!!

「…で、誰が負けると言いました?」
突然態度を豹変させるリル子さん。
…さっきの弱気は何だったんだ。

「無駄無駄ァ!このサイズのトゲボールを避けることは
絶ッ〜〜〜〜〜〜対に出来んのだァ〜〜〜!」
少女は更に走行スピードを速める。
リル子さん、本当にどこへと逃げるつもりだ!?

「…『トリビュート・トゥ・べノム』」
三度リル子さんのスタンドが現れた。
今度は登場して早々、何やら足に力を込めている。

「見せてあげますわ…!
伊達に強化スーツを着込んでいる人をヴィジョンにしている訳じゃないって事を!」
途端、『トリビュート・トゥ・べノム』が跳躍する。
するとリル子さんの身体も、並外れた高さまで飛び上がった。
それは、軽くトゲボールの高さを越えている。
…そして更に、彼女のいた場所には正真正銘『蜘蛛の巣』が張られていた。
そこへと見事に少女が突っ込んでしまう。

「…!!」
リル子さんの策に気付いても、時既に遅し。
彼女はまさしく、完全にリル子さんの獲物となってしまった。
粘着性の高い横糸に捕まり、彼女は完全に動きを封じられた。

「…巣を支える四隅の糸の内二本は地面にくっつけておき、
残り二本は私が手に持っています…どうしてでしょう?」
少女を飛び越え、着地するリル子さん。
それにより、蜘蛛の巣は見事に少女の上から覆い被さる形となった。

「そ…そんな事分かるわけないよ!」
もがきながらも反論する少女。
そんな彼女を、リル子さんは嘲笑するような顔で見据えた。

「それはね…こうするためなんだよォ―――ッ!!」
巣と地面を繋いでいた残り二本の糸も回収する。
それにより、少女は最早網に入ったスイカ状態となってしまった。

「『トワールヤンク』ッ!!」
その少女を、リル子さんはスタンドでブンブン振り回す。
高速回転の気持ち悪さによってか、少女のスタンドはいつの間にか解除されていた。

「いやややゃゃゃゃ
もうやめてー」
悲痛な叫びを上げる少女。
しかしリル子さんの攻撃は止まらない。

399N2:2004/05/23(日) 12:34

「…そしてここに縦糸で制作した『糸の壁』を作っておきました…。
さて、私はこれからどうするでしょう?」
再び少女にリル子さんが問う。

「そ…ッ!!そん……な…の…わか……!
オエッ」
吐き気を催しながら、彼女にはそこまで言うので精一杯のようだ。
その様子を、リル子さんは大そう機嫌良さそうに眺めていた。

「分からない?分からないでしょう、あなたみたいな子供程度には分かるはずないですもんね」
遂にリル子さんの暴言が表面化した。
…ああ、もうこれはどうにも止められなさそうだ。

「んだったらその身で味わってるんだなッ!!」
大方の予想通り、少女は『糸の壁』に叩き付けられた。
もちろん、それだけでリル子さんの怒りが収まるはずもない。

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラァ―――――ッッ!!!!』

怒号と共に、少女の肉体は何度も何度も硬そうな壁に叩き付けられ続ける。
見てるこっちの方が痛そうだ。
そして最後の一撃で、彼女は壁へとめり込んでしまった。
…それでも、リル子さんの怒りは収まらない。

『オラッ!!』
そのまま壁ごと少女を殴り上げ、それを追い越すように再びハイジャンプ。

『オラァッ!!』
上空で飛んで来る少女を迎え撃ち、腹目掛け強烈なかかと落とし。

『…オオオオオオオオォ―――ッ!!』
そして空中で落下の速度を拳の威力に加算する。

『オラァ――――――――――――ッッ!!!!』
最後に全ての威力を右手に封じ込め、少女の身体に衝撃を叩き込む。
あの頑丈な壁はその余波だけで木っ端微塵に砕け散り、
少女自身は大きく喀血してそのまま動かなくなった。

「…十億年早えんだよッ!このガキッ!!」
(…また十年くらい経ったらお越し下さいね)
やるだけのことをやってどうやらリル子さんもスッキリしたらしい。
気が抜けたのか、最後の最後に本音が口から飛び出した。
と言っても今更誰も驚かないが。

400N2:2004/05/23(日) 12:34



「いやー、凄かったよリル子さん!
僕には何が何だかさっぱり分からなかったけど、
とりあえずリル子さんが凄く頑張ってたのだけは『理解可能』!だったよ!」
(超能力戦士リル子さん萌え、いや燃えるぜハァハァ!)
部屋に戻ったリル子さんを、モララーが温かく出迎える。
…こいつも、スタンドが見えないのによくついて来たもんだ。
そこの部分だけは感心するよ。

「…まあ…その…ありがとうございます」
(…お前に褒められても全然嬉しくないわい!)
リル子さん、かなり嬉しくなさそうである。

「…ところでモララーさん、私の願い事、一つ聞いてくれませんこと?」
突然、リル子さんがモララーに尋ねる。
その瞬間、彼の中であらゆる妄想が暴走した。

「そッ…そりゃあリル子さんの願い事だったら何だって聞いてあげるさ!
それで何だい?高い指輪?式場の準備?それとも…?」
(もしかして『本番』ですかーッ!?
(*´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア!)
…どうやら、完全に勘違いしてるようだ。
南無阿弥陀仏アメーン。

『オラッ!』
リル子さんの右手に集まった、『トリビュート・トゥ・べノム』の塊。
それを高速でぶん投げると、ヒット直前その頭がぬるり、と伸びる。
そして、ぶつかった衝撃の直後高速噛み付きの連撃!!
哀れ、モララーはその牙に噛み砕かれていく。

『オラァ――――ッ!!』
そして最後に、拳で吹っ飛ばされる。
「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」
断末魔の叫び声を上げながら、モララーは血飛沫を撒き散らしながら宙を舞い、
頭から壁に突っ込んでめり込んでしまった。
…が、まだヒクヒク動いている。何つう生命力だ。
同族として、誇りに思うと言うか…いや!その前に情けないと言うか…。



(しかし、結局これで見合いはご破算ということらしいな)
熱狂的なバトルが終わって、ふとギコ兄が呟いた。
あ、そういや最初の目的はそれだったんだ。

(大将、これ以上ここにいてもしょうがありませんよ。
早くリル子さんに気付かれないようにここから脱出しましょう!)
ギコが大将に進言する。
大将もそれに頷き、コソーリと逃げようと動き始めた、その時…


「…で、どうしてあなた方がここにいらっしゃるのですか?」
(…逃げられるとでも思ったんですか?)

401N2:2004/05/23(日) 12:35

………!!!!
ピシャリと障子を開く音の後に、怒気のこもった女の声。
まさかッ、これはッ!!

「リ…リル子…これはその…あれだあれ、
一つの社会勉強の一環として…だな…」
青ざめて必至に言い訳をする大将。
だが、それでリル子さんが許してくれるはずが無い。

「………で?」
殺気に満ちたリル子さんの瞳。
やばい、リル子さんは今さっきの少女の時以上に怒っているッ!!

「……悪く思うな、『サザンク……』」
大将がスタンドを発現させようとする。
…が、リル子さんがその前に先手を取る。

『オラァッ!!』
触手のように伸びる『トリビュート・トゥ・べノム』の拳。
そしてそれは、大将がスタンドを出す前にその本体へと届いた。

「ガハァッ!!」
まともに拳を喰らい、大将がダウン。
そんなッ、頼みの綱の大将がやられただとォ――――ッ!?

「心に負い目を持った者は、スタンドの力も激減する…。
いつもそうおっしゃってましたよね?」
ピクリとも動かない大将を見下ろして、リル子さんがそう尋ねた。
大将は何も答えない。

「そして……」
リル子さんの目がこちらへと向けられる。

「覚悟は出来てんだろうな、オラァ――――ッ!!」
リル子さんの全身から、先程のバトルでは見せなかったほどの量の糸が噴き出す。
それに絡め取られ、オレ達三人は身動きが取れない。

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ――――ッ!!』
リル子さんのスタンドと本体のダブルラッシュが繰り出された。
…その後オレ達がどうなったか、それは敢えて言うまでも無かろう。

402N2:2004/05/23(日) 12:38



 ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆



部屋の中では、ある女による男三人虐待ゲームが繰り広げられている。
それを子供三人は、子供特有の冷酷さで冷ややかに眺めていた。
ほったらかしにされた料理を独占しながら、三人がふと呟いた。

「確カニ今回、 イイ『社会勉強』ニハ ナッタヨ・・・」

「『女ハ怖イ』ッテコトガヨォーーー・・・」

「YES! YES! YES! ”OH MY GOD”」

┌─────────────────────────────────────────────────┐
|                                                                          │
|  ・逝きのいいギコ屋・相棒ギコ・ギコ兄                                        │
|  リル子さんに散々痛めつけられる。                                                │
|  本来ならば再起不能になりかねなかったのだが、そこはギコ兄弟の能力でどうにかなったらしい。             │
│  ちなみに、ギコ兄弟の傷はギコ兄が治療したが、彼がギコ屋の治療は拒否したため            .│
│  その傷は相棒ギコが波紋で治療した。                                                   │
│  再起可能。                                                               │
│                                                                          │
│  ・大将                                                                      │
│  一発でダウンしたのは実は見せかけで、その後に控えるラッシュを喰らわないためであった。                 .│
│  しかしそれを見抜いていたリル子さんに、見合い会場・庭園・そして自分のラッシュで荒らした会場の隣の部屋の ....│
│  修理費を全額押し付けられてしまう。                                                    │
│  占めて一千万円超の経済的負担。(金銭的に)再起不能。                                       │
│                                                                          │
│  ・キッコーマソ                                                                  │
│  秋にもなって池に落とされたお陰で、大風邪を引く。                                         │
│  しかもそれなのに帰ってから同罪ということできっちりリル子さんのラッシュを喰らう羽目に。                    │
│  心身ともにダメージが大きく、しばらく再起不能。                                           │
│                                                                          │
│  ・リル子                                                                      │
│  これに懲りず、いつか阿部本人と見合いをしようと目論んでいるようだ。                            │
│  一説には、高級な和室や庭園をブッ壊してスキーリしたとかしてないとか…。                             │
│                                                                          │

403N2:2004/05/23(日) 12:38
│  ・お見合いするモララー                                                          │
│  病院送り。職場への復帰はまだ先らしい。                                             │
│  だがリル子に対する執着心は再起可能。                                              │
│                                                                          │
│  ・みるまら(わむて・葱看)                                                           │
│  余りにダメージが酷く、放置していれば間違い無く死んでいたのだが、                             │
│  見るに耐えられなくなったギコ屋がギコ兄に治療を依頼。                                   │
│  しかし彼が全面的に拒否したため、相棒ギコが波紋で治療する。                                  │
│  と言っても、それは状況が「最悪」から「宇宙ヤバイ」くらいになった程度だが…。                        │
│  少なくともギコ屋達がこの町に滞在している間は、再起することはないだろう。                          │
│                                                                          │
│  ・手を負傷した仲居                                                               │
│  気絶している内にギコ兄が治してあげた。                                                 │
│                                                                          │
│  ・シャイタマー・ジサクジエン                                                                  │
│  この後、食べきれない料理をパックに詰めてもらい、歩いて自宅へと帰った。                           │
|                                                                          │                                                                        
└─────────────────────────────────────────────────┘

  /└────────┬┐
. <   To Be Continued... | |
  \┌────────┴┘

404N2:2004/05/23(日) 12:40

                    〃ノノ^ヾ
                    リ´−´ル
.                   (  l:l )
                     |__,l'l_|
                    |___|
                    .し´J

NAME リル子

まず最初に、彼女が椎名編の神尾と同一人物ではないことを記しておく。

地元TV局に所属する女子アナで、「サザンクロス」の実質No2。
穏やかで礼儀正しい口調とは裏腹に、考えていることは余りにどぎつい。
表向きは身分に従っているが、腹の内ではいつ下克上しようと考えているかも分からず、
大将も彼女の動向には結構気を配っているようだ。

見合い・ニュース番組・料理番組と何かとモララー族と接する機会が多く、
さらにどいつもこいつも下ネタ連発で自分に言い寄ってくるため、
完全にモララー族に対しては拒否反応が出ている。
その為か、個人的な恨みなどは全く無いのだが、ギコ屋に対しては
丸耳なのにどうもギコ2人よりも冷たく厳しく当たっているとの噂。

ただ、戦闘実績も高い為、周りからそういう意味では信頼されているのもまた事実である。

405N2:2004/05/23(日) 12:40

                                 使用前
                                 ___
                                <_葱看>
                              / i レノノ))) \
                                人il.゚ ヮ゚ノ人 みるまらー
                                  ∪Yi
                                  く_ :|〉
                                  し'ノ

                                  ↓

                                 使用後
                                   ____
                                 <_葱看>
                                / i レノノ)) ヽ
                                  人il.゚ - ゚ノ、   みるまらー
                                 fヽ{:::::::::::}ノ
                                 (ヽ::::: ::::::|/)
                                  |::|:: ::::::|::ヽ
                                  ヽ::ヽ:::::::| |:::|
                                  ___|::|:::::::| ヽ:ヽ
                                 /:::::||.:::::::|  ||
                              ノ´:::::::::::N):::::::|  /|
                             /:::::O::::::::ヽ|::::::::|  |ノ
                            ノ::::::::::::::::@::::::::::::ノ
                            |:::::::::::O:/ ̄ ̄
                            ヽ::::::::::/
                             ` ̄´

NAME みるまら(わむて・葱看)

2chでみるまら荒らしが流行した頃、ギコ屋町にも現れた謎の少女。
街中でなんかピコピコやってたかと思うと、通行人の首を鎌で斬り落としたりしていたらしく、
噂は街中に広がっていた。
正体は『もう一人の矢の男』の末端の部下で、ギコ屋達が料亭「伍瑠庵」へと向かったという情報を受けて
そこへと向かったはいいが部屋を一つ間違えたお陰でえらい目に遭う
(とは言え部屋が正しかったならば『クリアランス・セール』『バーニング・レイン』『カタパルト』
それにジサクジエンと『サザンクロス』を一気に相手する羽目になっていたので余計悲惨な結果に終わっていたかも知れないが…)。

名前を言わなかったが彼女のスタンド『new model』は肉体を強化してジョジョ第一・二部の吸血鬼のような真似が出来る
肉体強化型・ヴィジョン無しのスタンドである。
…ぶっちゃけ読んで分かったかと思いますが、最初はただの針を出すスタンドの予定でした。
でもそれだとバトルがすぐ終わってしまうので、結局途中から路線変更してこんなとんでも能力に…。
でもまあ、スタンドを強調する為に途中のとんでも肉体強化は当初全面排除の方針だったので、これもまた良し…か?

406N2:2004/05/23(日) 12:41

                  ∧_∧
                 ( ・∀・)
                 ( <V> )
                 | | |
                 (__)_)

NAME お見合いするモララー

リル子と共に『2ch News』に出演する地元テレビ局のアナウンサー。
長年リル子と仕事を続け、同時にリル子にアタックも続けてきたのだが
ことごとく無視され続けて来た。
今回、かなり姑息な真似をすることで強引に見合いへとこじつけたが、
その代償はかなり大きかったようだ。

本来このキャラはアナウンサーとは別人のはずであるが、
展開上同一人物とした。

407N2:2004/05/23(日) 12:42

             ∧蜘∧
            i´((>Ж<))   ∧毒∧
            | |ж#W⌒)  (_》 《_)ヽ
            |J ノ|J\\  WW/>")
            | | |   \⌒~WW/  ⌒)
            ∪∪     ⌒l Ж /# /
                     〉   WW )
                    /  ∧  ヽ
                    (  ( ヽ  ヽ
                    /  /  ヽ ヽ
                   WW )   ( WW

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃          スタンド名:トリビュート・トゥ・ベノム           ┃
┃               本体名:リル子                  .┃
┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫
┃  破壊力 -A    .┃   スピード -A  ....┃  射程距離 -D    .┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃  持続力 -C  ....┃  精密動作性 -C......┃   成長性 -D     .┃
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫
┃強化スーツに身を包んだ某アメコミのキャラがヴィジョンのスタンド。.┃
┃強度に長け、収束させることで絶大な硬度を生み出せる『縦糸』と  ┃
┃粘着性が強く、相手を捕らえることの出来る『横糸』を放出する。   .┃
┃糸で制作出来るものは幅広く、縦糸は鋭い剣にも硬い盾にもなるし..┃
┃横糸は防御網にも捕縛網にもなる。                   ┃
┃またスタンド自身の運動能力は非常に高く、それを利用して      ┃
┃本体が超人的な動きをすることも可能である。               ┃
┃なお、イメージAAにある蜘蛛男はキャラを分かりやすくするため  .┃
┃だけの存在であって(単にコピペ後編集しなかったとも言う)、     ┃
┃実際にはヴィジョンには含まれてはいない。                    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

408N2:2004/05/23(日) 12:42

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃             スタンド名:new model                    ┃
┃               本体名:みるまら                    .┃
┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫
┃  破壊力 -− ......┃   スピード -−  ..┃  射程距離 -−   . ┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃  持続力 -B    .┃  精密動作性 -− .┃   成長性 -B   ..┃
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫
┃肉体を変化・変質させる、ヴィジョンの無いスタンド。            .┃
┃本体は主に肉体から無数の針を生み出す攻撃を使っていたが、   ┃
┃その他にも翼を生やす・ビーム・蛇化などといったことも可。     ┃
┃端的に言えば、吸血鬼みたいな事が出来ると考えて貰って       ┃
┃差し支えない。                                  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

409N2:2004/05/23(日) 12:43

以下、以前の話に出てきて紹介し忘れた分を一挙に載せてしまいます。



                  /⌒⌒ミ
                 _|_J_ミ
                  (´∀` )
                  ( ̄| | ̄)
                  |___| |___|
                  (_(_)

NAME 空条モナ太郎

ご存知、スピードモナゴン財団に所属する海洋研究家。
かつてDIOと戦い、その後も『矢』に関して世界中を調査する。
彼のスタンド「スタープラモナ」は時を止める能力を持ち、最強との呼び声も高い。

擬古谷町へは『矢』を持つ者がもう一人いるとの情報を受けてやって来て、
そこで『もう一人の矢の男』、更に彼と戦うギコ屋を発見した。
そして彼の実力に期待し、また本人達の希望もあって
ギコ屋ら3人に『もう一人の矢の男』討伐の協力を依頼する
(丸餅氏の設定の出来た今にして言えば、<仲介人>の契約を結んだと言うべきか)。

また大将とはどうやら昔からの知り合いらしく、
ギコ屋達に「サザンクロス」入団を勧めたのも彼である。

410N2:2004/05/23(日) 12:44

                   /|/|/|
                   /| .//|
                 /// / |
                 ヽ─0─//
              ______ |´∀`||]
              \@ /ヽ ̄ ̄ /\@ /
              / ̄_| ̄| ̄ ̄|  ̄\
              |  _ュ ) |   /\__  |
               \_ノ _|___| (_/
                  ヽ_|_/
                    ミ┴/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃             スタンド名:スタープラモナ                 ┃
┃              本体名:空条モナ太郎                 ┃
┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫
┃  破壊力 -A    .┃   スピード -A  ....┃  射程距離 -E   .┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃  持続力 -A    .┃ 精密動作性 -A   .┃  成長性 -完成 ......┃
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫
┃余りにも凄まじいスピードを誇り、時を2秒ほど止める事が出来る。...┃
┃またパワー・精密動作性も素晴らしく、ダイヤモンドほどの      ┃
┃硬度を誇る鉱石を素手で破壊したり、薄暗い写真の背景にいる   ┃
┃蝿の姿を正確に模写することも出来る。                     ┃
┃多くを語る必要の無い、余りに有名なスタンド。               .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

411N2:2004/05/23(日) 12:44

                      (   ▲∧
                     ⊂、⌒⊃゚ヮ゚)⊃

NAME ミィ

『もう一人の矢の男』の忠臣の一人。
半角で喋るので話が理解しにくいことこの上ない。
相手を感染・同化されるという恐るべき種族的能力を持ち、
更にスタンドも相手をミィ化されるウイルスを放出するというとんでも能力である。
しかし、ギコ屋曰く「ってそれスタンドの意味無いやん」。
戦っている最中に「聖母たちのララバイ」を歌ったのは
単に知っていただけなのか、はたまたその世代の人間だからなのか。

『もう一人の矢の男』に異常なまでの忠誠を誓い、彼の命には何の疑いも持たずに従っていた。
その結果、皮肉にも捨て駒として使われてしまった挙句、
ギコ兄によってでぃの脳細胞を植え付けられ完全に思考がでぃ化してしまい、
最後は『電気スタンド野郎』によってギコ屋達もろとも建物ごと強烈な電気を落とされ、
不死キャラであるにも関わらず完全に塵も残らずに焼失してしまった。

412N2:2004/05/23(日) 12:45

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃          スタンド名:シック・ポップ・パラサイト            .┃
┃                 本体名:ミィ                    ┃
┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫
┃  破壊力 -A    .┃   スピード -C   ┃  射程距離 -E   .┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃  持続力 -C  ....┃  精密動作性 -E ...┃   成長性 -D     .┃
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫
┃感染した者をミィ化させるウィルスを全身から撒き散らす。       ┃
┃ウィルスは呼吸・皮膚接触等あらゆる方法で感染するが、       ┃
┃空気中で生存していられる時間は極めて短い。                ┃
┃と言っても感染力は非常に高く、身体のパーツの一部が        ┃
┃既にミィ化してしまった時にはそこを切り落としても             .┃
┃手遅れである可能性の方が高い。                     ┃
┃本体による感染能力は接触ないし自身の虐待・虐殺が         .┃
┃条件であるのに対し、こちらはすぐ死ぬとは言えそれなりの       .┃
┃距離までウィルスは届くため、一応このスタンドに意味はある。    .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

413N2:2004/05/23(日) 12:46

                     ,∧_∧
                    X ノ ハヘ X
                     |゚ノ ^∀^)
                    §,     )
                     !!|  Y |
                     (__)_)

NAME 暗殺者(レモナっぽい)

ひろゆきの命でジョナ=ジョーンズを擬古谷町まで暗殺しに来た女。
どうやら本当に女だそうだが、彼女よりもジョナの方が
余程女らしく見えていたようだ。
手裏剣のスタンド『スカイ・ビューティーズ』で彼を殺そうとするも、
冷気で攻撃を全て防がれた挙句、わざと見逃されてしまう。
そのことで逆上した彼女は背後から奇襲をかけるのだが、
何故か逆に彼女が負傷し、最期はジョナに雷ギロチン
『王妃マリーの悲しみ』を落とされ、黒焦げになる。
しかもその上遺体をギコ兄に解析され、女としてのプライド丸潰れ。アーメン。

だがそもそも何故ひろゆきは彼女を使ってジョナを暗殺しようとしたのか?
肝心の部分については、まだ何も明らかにはなっていない。

ちなみに(レモナっぽい)というのはレモナと断言すると本スレでレモナを使う人が出た時に
不都合が出かねない(そして実際使う人が現れたが)ということを考慮した結果である。

414N2:2004/05/23(日) 12:47

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃          スタンド名:スカイ・ビューティーズ            ┃
┃           本体名:暗殺者(レモナっぽい)               .┃
┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫
┃  破壊力 -B    .┃   スピード -A  ....┃  射程距離 -C  ....┃
┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃  持続力 -E   .┃  精密動作性 -A  .┃   成長性 -D     .┃
┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫
┃手裏剣の形状をしたスタンド。                        .┃
┃本体の意志によって多数発生し、相手向かって飛行し、攻撃する。..┃
┃なおどうやらこれは手裏剣の姿をした群体型スタンドではなく、   .┃
┃その都度本体がスタンドパワーを消費して新しく作っているようだ。 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

415N2:2004/05/23(日) 12:49

予告編:ギコ兄教授の何でも講義

1/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  んじゃ、講義を始めるぞ。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       よろしくお願いします

                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ )      (゚Д゚,,)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  一体何する気なんだろう…?
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  変な真似だけは勘弁だぞ…。
         \________________

2/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  今日は『今後の作品予告』についてだ。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
        いつ書けるか分からないのに予告
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ ;)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  それだけの為にこんな大掛かりなセットを…?
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  つーか、兄貴の頭身が…。
         \________________

416N2:2004/05/23(日) 12:50

3/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  今後の予定は、次のようになっている。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
      『兄弟の絆』(仮)
      『痛みを分かち合う会』(仮)
      『デムパ(・∀・)ハイッテル』
      『快楽殺人鬼との戦い』(仮)
      以下、最終決戦へ…?

                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ )      (゚Д゚,,)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  (仮)ってのはほぼ間違い無くタイトルが変わると思って欲しいんだな!
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  まあ、一部好評だった『デムパ〜』はそのままで通すらしいが。
         \________________

4/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ちなみに、そこへと何話か椎名編が割り込んでくるから、覚えておくように。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       椎名編、忘れてませんか?
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ :)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  普通は忘れてるって…。
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  ありゃほとんど空気と化してるからな…。
         \________________

417N2:2004/05/23(日) 12:51

5/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ちなみに、我々ギコ屋編も番外編を入れようかと考えているところだ。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       聞いて驚くなかれ
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ )      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | へー、どんな話?
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  嫌な予感…。
         \________________

6/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  それはこれだァ―――――ッ!!
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       『遥かなる旅路さらば擬古谷町よの巻』

                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ #)      (゚Д゚#)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧======∧===
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄
    | お    い    ッ    !    !
    \__________________

418N2:2004/05/23(日) 12:51

7/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ちなみにこちらがサブタイトルとなっている。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       〜ピンク玉も出るよ〜
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ #)      (゚Д゚#)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | ってタイトルは決定事項かよ!
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  つーかピンク玉っつったらあのキャラしかいねえじゃねえか!
         \________________

8/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  ん?それがどうしたと言うんだ?
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       なんだ もんくあるか

                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ #)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | ラスボスも倒してないのに擬古谷町見捨てる気か、クラァ!!
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  このセリフってやっぱり…。
         \________________

419N2:2004/05/23(日) 12:53

9/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  まあ、深い所は(゚ε゚)キニシナイ!!
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       番外は番外
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ #)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | こら、ちゃんと質問に答えろ!
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  放っとけ、もう何言っても答えないぞ…。
         \________________

10/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  お、そろそろ時間のようだな。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       長いようで短かった授業も、
       これでお終いです
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ ;)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | 結局何がやりたかったんだよ…。
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  お前は「ピンク玉」と言いたかっただけとちゃうんか、と。
         \________________

420N2:2004/05/23(日) 12:53

11/11
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  んじゃ、これが宿題だ。
\__  _________________
━━━∨━━━━━━━━━━━━
       『私とギコ兄』のタイトルで
       400字詰め原稿用紙10枚以上に
       作文を書いてくること
                ∩_∩
━|;;::|∧::::... /━━━━━ |___|F━━  ∧∧
  |:;;:|Д゚;) / ∇      (・∀・ #)      (゚Д゚ ;)
  |::;;|;│つ::..┌─┐   /⊂    ヽ   /⊂  ヽ
  |::;:|;;;|:::.::::::.|□|  √ ̄ (____ノ √ ̄ (___ノ〜
  |:;::|::U.:::::::::|   |  ||   ━┳┛  ||   ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   | ====∧==========
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | 何で最後にそういう方向に行くんだ!
    \____              ∧
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |  ある意味俺には有利な宿題だな…。
         \________________


  /└─────────────┬┐
. <   Not To Be Continued... Maybe | |
  \┌─────────────┴┘


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