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スタンド小説スレッド3ページ

1新手のスタンド使い:2004/04/10(土) 04:29
●このスレッドは『 2CHのキャラにスタンドを発現させるスレ 』の為の小説スレッドです。●

このスレでは本スレの本編に絡む物、本スレ内の独立した外伝・番外編に絡む物、
本スレには絡まないオリジナルのストーリーを問わずに
自由に小説を投稿する事が出来ます。

◆このスレでのお約束。

 ○本編及び外伝・番外編に絡ませるのは可。
   但し、本編の流れを変えてしまわない様に気を付けるのが望ましい。
   番外編に絡ませる場合は出来る限り作者に許可を取る事。
   特別な場合を除き、勝手に続き及び関連を作るのはトラブルの元になりかねない。

 ○AAを挿絵代わりに使うのは可(コピペ・オリジナルは問わない)。
   但し、AAと小説の割合が『 5 : 5 (目安として)』を超えてしまう
   場合は『 練習帳スレ 』に投稿するのが望ましい。

 ○原則的に『 2CHキャラクターにスタンドを発動させる 』事。
   オリジナルキャラクターの作成は自由だが、それのみで話を作るのは
   望ましくない。

 ○登場させるスタンドは本編の物・オリジナルの物一切を問わない。
   例えばギコなら本編では『 アンチ・クライスト・スーパースター 』を使用するが、
   小説中のギコにこのスタンドを発動させるのも、ギコにオリジナルのスタンドを
   発動させるのも自由。

 ★AA描きがこのスレの小説をAA化する際には、『 小説の作者に許可を取る事 』。
   そして、『 許可を取った後もなるべく二者間で話し合いをする 』のが望ましい。
   その際の話し合いは『 雑談所スレ 』で行う事。

341ブック:2004/05/15(土) 01:41
     EVER BLUE
     第十四話・WHO ARE YOU? 〜タカラギコ〜


「只今戻りました。」
「カウガール、帰還しました〜!」
 高島美和とカウガールがブリッジに戻って来た。
「おう、御苦労さん。」
 サカーナの親方が片手を上げて二人を迎えた。
 ブリッジには既に、僕とオオミミ含む三月ウサギやニラ茶猫等、
 主要メンバーが勢揃いしていた。

「…まさか吸血鬼のおでましとは、な。
 『紅血の悪賊』のボスが吸血鬼で、メンバーの中にも多数の吸血鬼が居るってのは
 有名な噂だったけど、まさかこの目で確認するとは夢にも思わなかったぜ。」
 ニラ茶猫が呆れた様に笑いながら言う。

 だけど、どういう事だ?
 確かにこの前僕達は『紅血の悪賊』の小型戦艦を襲いはした。
 しかし、『紅血の悪賊』ともなればそんな事は日常茶飯事だろう。
 それなのに、吸血鬼まで駆り出して僕達みたいな小物まで仕返しに来るなんて、
 明らかにやり過ぎだ。
 それに、襲い方だって変だ。
 『紅血の悪賊』は、一発も僕達の船に発砲してこなかったらしい。
 つまり、最初から僕達の船の内部に進入し、制圧する事しか眼中に無いという事だ。
 だけど、何でそんな危険の伴うまだるっこしいやり方を…

「…しかし、それにしては思ったより被害は出ませんでしたね。」
 高島美和が全員を見渡しながら言った。
 多少船内が荒らされたり、数名の怪我人が出てはいるものの、
 幸いな事に致命的な船体への損傷や死傷者は出ていない。

「…この程度で済んだのか、この程度で済まされたのかは微妙だがな。」
 三月ウサギが腕を組みながら呟く。

「違ぇねぇ。
 まあいい、取り敢えず目の前の危険は何とか切り抜けられた。
 となると残る問題は―――」
 サカーナの親方が、視線を動かす。
「―――お前だけだな。」
 目線は、タカラギコの前で止められた。
 三月ウサギもニラ茶猫も、一様に身構える。
 唯一タカラギコだけが、いつも通りののほほんとした笑みを浮かべていた。

「ちょっと皆さん、何か恐いですよ?
 私が何をしたっていうんですか…」
 タカラギコが腕を振りながら情け無い声を上げる。
 その様子だけ見れば、どこにでも居る好青年だ。
 だが…

「誤魔化すなよ。
 化かし合いは無しだ。
 偶々オオミミと嬢ちゃんが『紅血の悪賊』(クリムゾンシャーク)に
 襲われている所に通りかかって、
 偶々それから二人を守ってやって、
 偶々俺達の船に乗り込んで、
 偶々そいつが飛空挺も知らねぇような変人で、
 偶々そいつを乗せた途端『紅血の悪賊』が襲って来て、
 偶々そいつが生身で吸血鬼と互角以上に渡り合い、
 パニッシャーを使いこなせるような凄腕だった。
 で、俺達はどこまでその偶々を信用すりゃあいいのかな?」
 サカーナがタカラギコを睨む。
 タカラギコも、ようやく表情を少し強張らせた。

「…最初から全部偶々でした、と言って信用して貰えますかね?」
 タカラギコが肩をすくめた。

「悪いが、信用出来ねぇな。
 俺達はそこまで善人じゃない。」
 そこまでも糞も、サカーナの親方の顔はもろ悪人のそれだ。
 よって、この台詞には全く説得力が無い。

「答えろ。お前さん、何者だ?」
 サカーナの親方が、低く、しかし重い声でタカラギコに尋ねた。

342ブック:2004/05/15(土) 01:42


「…『帝國』。」
 と、タカラギコがボソッと呟いた。
 同時に、その言葉に一同の顔が凍りつく。
 僕も、一瞬耳を疑ってしまった。
 あの、武力を背景に勢力を拡大しつつある、忌まわしき集団、『帝國』。
 飛空挺も知らないような彼から、何でその単語が!?

「お前…」
 三月ウサギがマントの中に手を伸ばした。
 いつでも、剣を振るう事を可能にする為だろう。
 ニラ茶猫も、腕から刃を生やしている。

「『帝國』のとある軍事機密に関わる何かを、『紅血の悪賊』が掠め取ったらしいです。
 それも、かなりのものを、ね。」
 タカラギコが、周囲から浴びせられる殺気など気にもしない様子で言葉を続けた。

「しかしそれを運送する途中で、運の悪い事にそれを横から奪われてしまった。
 それも、民間の船団に。」
 …ちょっと待て。
 それって、もしかして―――

「そう、あなた達がこの前襲撃した『紅血の悪賊』の船が、それですよ。」


 ―――!!

 三月ウサギが、ニラ茶猫が、タカラギコに得物の刃先を突きつける。
 一触即発の張り詰めた雰囲気が、その場に流れた。

「貴様…『帝國』の手合いか……!」
 三月ウサギが、タカラギコに剣を向けながら尋ねる。
 返答次第ではこの場で殺すという殺意が、視線には顕著に現れていた。

「…違います。」
 三月ウサギの殺気を受けても気圧される事の無い様子で、タカラギコが答えた。

「じゃあ何で、そこまでの事を知ってるんだ?」
 ニラ茶猫がタカラギコに聞いた。

「…私は、とあるお方からその事について調べて来るようにと仰せ付かりました。
 いわば、エージェントですね。」
 タカラギコが剣先を向けられたまま言葉を続けた。

「で、それについて調べまわっている時、偶然オオミミ君に出会ったという訳です。
 …これを信じる信じないは任せますが。」
 つまり、オオミミに会ったのは仕組んだものでは無いという事か?
 だが、この人は果たしてどこまで本当の事を言っているのだろうか。

「…あるお方ってのは、誰だ?」
 サカーナの親方がタカラギコの目を見た。
「すみませんが、今は言えません。
 色々こちらにも事情がありますので、手札を全ては見せられないのは御容赦下さい。」
 タカラギコが、サカーナの目を見返しながら言った。

「その、『帝國』の軍事機密とやらは何だ?
 奴らは何を企んでる!?」
 ニラ茶猫がいささか興奮した口調でタカラギコに詰め寄った。

「そこまでは、私も分かりません。
 ただ、相当の代物でしょう。
 そう考えれば、先程の『紅血の悪賊』の奇妙な襲撃方法も納得がいくというものです。
 この船を撃墜して、海の…
 いえ、空の藻屑にしては、軍事機密までお釈迦になるかもしれませんからね。
 それ程、重要なものなのでしょう。」
 成る程。
 それならば、あの変な戦法も一応説明がつく。
 だけど、軍事機密って、一体何なんだ?

343ブック:2004/05/15(土) 01:42

「おい!あの船からかっぱらって来たものを全部持って来い!!」
 サカーナの親方が、船員にそう告げた。
 何人かの下っ端船員が、慌てて倉庫目指して走って行く。

「…兄ちゃん。結局、何が目的なんだ。」
 サカーナの親方が一歩タカラギコに近づく。

「先程も申し上げた通り、『帝國』の軍事機密の調査です。
 そして今現在の私の目標は、何か重要な手がかりを握っているであろうあなた達を、
 私を使わしたお方の前へと案内させて頂く事です。」
 タカラギコが表情を崩さないまま答える。

「阿呆か!?
 誰がそんな事言われて、はいそうですか、ってノコノコとついて行くと思ってんだ!
 行ってみたら銃弾のシャワーで歓迎会を開いてくれました、
 ってならない保証がどこにある!?」
 サカーナの親方が大声で言った。
 まあ、普通に考えればその通りだ。
 こんな事言われてついていく奴など居やしない。

「…まあ、それが当然です。
 ですので、その折衷案として私がこの船に滞在し、
 調査+皆様の護衛を務めさせて頂くという事を許可しては貰えませんか?
 で、皆様の気が向かれましたら私の雇い主に会ってもらえたらいいな、と。」
 タカラギコが手を揉みながらサカーナにそう伝えた。

「…断る。
 貴様は、信用出来ん。
 それに、『帝國』の事など俺達の知った事では無い。」
 三月ウサギがタカラギコを見据えた。

「…知った事では無い、ですか。
 果たしてそれが、『帝國』や『紅血の悪賊』に通用しますかねぇ。
 それに、それら二つの勢力だけじゃありません。
 聞いた話によると、『夜の王国』も動いているらしいですよ?」
 『夜の王国』!?
 あの、吸血鬼で構成されていると言われている、
 どこにあるかも分からない国か!?
 だが、何故だ。
 飛空挺の事も知らなかったような男が、何故そこまでの事を知っている!?

「…失礼ですが、腹を括った方がよろしいかと。
 望む望まないに関わらず、あなた方はもう踏み込んでしまった。
 今更、後戻りは出来ません。
 これは既にあなた達だけの問題じゃ無い。
 ひょっとしたら、世界の趨勢すら左右する問題なんです。」
 真剣な表情で告げるタカラギコ。

「どういう事だ…?」
 ニラ茶猫がタカラギコに尋ねた。

「考えても見て下さい。
 詳細は不明ですが、『帝國』の軍事機密の内容によっては、
 他国も放置は出来ないでしょう。
 それは『帝國』も同じ。
 いくら『帝國』が強いとはいえ、周囲の国全てを敵に回してはひとたまりも無い。
 まだこの軍事機密は眉唾物程度の情報でしかありませんが…
 全てが明らかになれば、国同士のパワーバランスを崩しかねない、という事です。」
 おいおい待てよ。
 何か、どんどん話が大きくなってきたぞ。

「…ま、今はまだそこまでの心配はいらないでしょうけどね。
 さっきも言った通り、『帝國』の軍事機密とやらが本当かどうかは、
 法螺話同然の眉唾情報です。
 そんな不明瞭な情報では、他国も余り大きくは動けないでしょう。
 当面の脅威は、国とは関係の無い無法集団、『紅血の悪賊』ですね。」
 タカラギコがそこで一息吐いた。

「…『紅血の悪賊』が、何だってそんなものを盗んだんです?」
 今まで話を聞くだけだった高島美和が、タカラギコに尋ねた。
「流石にそこまでは。
 理由は当人達に聞くのが一番なんですけど、
 どうやら全員死んじゃったみたいですしね。」
 タカラギコが苦笑する。

344ブック:2004/05/15(土) 01:43

「…さっき、言ってたよな。
 情報の中身によっては、他国も『帝國』を放ってはおけない、って。」
 と、いつになく思い詰めたような表情で、ニラ茶猫がタカラギコにそう言った。

「ええ…
 確証はありませんけどね。」
 タカラギコがニラ茶猫の方を向く。

「…お前の雇い主は、『帝國』をどうにかするつもりなのか?」
 ニラ茶猫がさらに尋ねる。
「あのお方が何をするつもりかは、私は聞いてはおりませんが…
 それでも、情報の使い方によっては『帝國』に大打撃を与える事も
 不可能では無いでしょうね。」
 タカラギコがそう答えた。

「…そうかい。分かったよ。」
 ニラ茶猫が蟲を擬態させた刃を納め、皆の方に振り返った。

「俺は、取り敢えずこいつの話に乗るつもりだ。
 …『帝國』には、ちーとばっかし借りがあるんでな。」
 ニラ茶猫が皆に向かって告げる。

「…正気か?」
 三月ウサギがやや驚いた風にニラ茶猫に言葉を向けた。
「…ああ。
 『帝國』だきゃあ、許せねぇ。
 お前らが嫌だってんなら、俺はこいつと一緒に船を降りるぜ。」
 ニラ茶猫の瞳に、どす黒い憎しみの炎が灯っていた。
 前から『帝國』が気に入らないとは言っていたが、まさかこれ程とは。
 一体、彼と『帝國』の間に何があったのだ?

「……!」
 オオミミが、強く拳を握り締めた・
 そういえば、確かオオミミも昔『帝國』に…

345ブック:2004/05/15(土) 01:44

「…兄ちゃん。」
 サカーナの親方が、タカラギコに言葉を投げかける。
「はい。」
 それに返すタカラギコ。

「…悪いが、俺は今の話を全部は信用してねぇ。
 だが、全部が全部嘘とも思えねぇ。
 現に、さっき『紅血の悪賊』は襲って来た訳だしな。」
 サカーナの親方が手をポキポキと鳴らす。

「お前も手札の全てを見せた訳じゃないんだろ?
 拷問にでもかけたい所だが、
 どうやらお前はそんなんが通用するタイプじゃなさそうだしな…」
 さりげなく恐い事を言うサカーナの親方。

「…分かったよ。
 勝手について来い。
 その代わり、今の所お前さんの雇い主に会うつもりはねぇし、
 俺達の進む先にも口出し無用だ。
 それと、この船に乗っている限り俺の命令には従って貰う。」
 サカーナの親方が溜息を吐いた。

「正気か…!?
 こいつがいつ裏切らんとも限らないんだぞ…?」
 三月ウサギがあからさまに不服そうな顔をする。
「私も三月ウサギの意見に賛成ですね。
 不確定要素が多過ぎます。」
 高島美和も同様に苦言を漏らす。

「どっちみち、こいつが何かするつもりならこの船から叩き出した所で
 何かしでかしてくるさ。
 それなら、近くで目を光らせといた方が安心てなもんだ。
 それに、今こいつをぶっ殺した所で状況が変わるとも思えねぇし、
 それなら精々利用させて貰おうぜ。」
 サカーナの親方が二人にそう答える。

「私も船長の意見に賛成です〜。」
 カウガールがのほほんとするような声で言った。
 それにより、場のムードが少し和らぐ。

(オオミミ、どうする?)
 僕はオオミミに尋ねた。
 もっとも、聞かなくても答えは大体想像出来るが。

「…信用しても、構わないと思う。
 タカラギコさんの目、凄く優しそうなんだもの。」
 …やれやれ、思った通りだ。
 だが、オオミミの人間評価は今まで外れた事は無い。
 オオミミが太鼓判を押す位だから、今の所は敵意は無いという事か。

「たまらんな…」
 三月ウサギがやれやれと首を振り、剣をマントにしまった。
 しかし、殺気は未だタカラギコに向けたままである。

「船長〜〜!
 この前の戦利品持って来ました〜〜〜!!」
 と、先程『紅血の悪賊』と交戦したどさくさに紛れて失敬してきた品々を、
 乗組員達が担いで来た。

「…よし、上出来だ。
 細かい事は、そいつらを調べてから考えようぜ。」
 サカーナの親方はそう言って戦利品を眺めるのであった。



 …そう。
 僕達は、既に大きな流れの中に絡め取られていたんだ。
 そしてこれから先どんな苦難が待ち受けているのかなんて、
 この時の僕達には知る由も無かった―――



     TO BE CONTINUED…

346ブック:2004/05/15(土) 16:49
物語がある程度キリのいい所まで進んだので、
需要があるかどうかは分かりませんが人物&世界設定説明をさせて頂きます。


世界観…人々は大地を失い、空を漂う島の上で生活をしています。
    何故大地に住めなくなったか、何故島が空を浮いているのかには
    諸説ありますが、今の所解明はされていません。
    兎にも角にも、人々は今日も空の海を駆けながら生きています。



     ・     ・     ・



サカーナ商会…サカーナを筆頭に、『フリーバード』という名の船に乗って
       何でも屋(トラブルバスター)をしながら空の海を渡り歩く
       半ばならず者同然の集団。
       サカーナ曰く、『訳有り』の連中が多い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オオミミ…この物語の主人公。が、でぃ同様ヤムチャキャラに成り果ててしまう。
   性格は至って温厚+お人好し。
   誰とでも仲良くなるのが得意技で、あらゆるキャラクターと絡む事が出来る。
   しかし、そのせいでぃょぅ同様キャラが弱くなり、影も薄くなってしまった。

スタンド…名称『ゼルダ』。近距離パワー型で、能力は今の所不明。
     厳密に言えばオオミミ自身のスタンドではない。
     独立意思を持つが、ダメージはオオミミにフィードバックする。
     『ゼルダ』自信が言うには、結界展開型の能力を持っているらしい。
     この物語の語り部で、実質第二の主人公。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
天…この物語のヒロイン。
  我侭お姫様ヒロインを試みてみたものの、えらい方向に。
  元になったAAとは全然性格が違いますが、その点はお目こぼしを。
  頭に大きなリボン、外出時にはいつも傘を持ち歩き、
  体に怪しい事この上ない痣を持つ。
  猫耳ではないです。

スタンド…名称『レインシャワー』。ビジョンの無いスタンドで、
     特殊な結界を展開する能力を持つ。
     その結界の中は天が降りしきり、その雨水を集めて別の形に変えて攻撃するが、
     詳細は不明。
     固有結界。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三月ウサギ…みぃ同様ウサギを平仮名と勘違いしていた可哀想なキャラ。
      今回はこっそり直したがあっさりとばれてしまった。
      冷静というよりは冷徹で、人を寄せ付けないが、オオミミとは何故か気が合う。
      ニラ茶猫を完全に馬鹿にしており、事実弱みを握って体よく扱っている。

スタンド…名称『ストライダー』。三月ウサギのトレードマークであるマントに同化する
     形で発動しているが、詳細は不明。
     簡単に言えば四次元ポケットのようなもので、
     沢山の荷物を一度に持ち運べるなど用途は様々。
     制限として、スタンド・火・電気などの純エネルギー体は収納出来ない。
     本来他人と協力してこそ真価を発揮する能力だが、
     三月ウサギ自身が協調性が余り無い為、充分な活用はされていない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ニラ茶猫…ロリペドバ㌍タラ㍑。
     そのくせカウガールともニャンニャンしている羨ましい奴。
     三月ウサギに何かと突っかかってはいるが、一度も勝てた試しは無い。
     ギコえもんとかなり共通する部分があり、多分ふさしぃの絶好の標的。

スタンド…名称『ネクロマンサー』。リゾットの『メタリカ』のように、
     体内に発動しているタイプのスタンド。
     蛆虫のようなビジョンをしており、あらゆる物体に擬態する事が可能。
     それ故、戦闘能力もあるのに薬箱のような扱いを受けているのが、
     ニラ茶猫にとって大きな悩み。

347ブック:2004/05/15(土) 16:50
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
高島美和…『フリーバード』のメインオペレーター兼、財務管理役兼、
     『トンボ』と呼ばれる小型戦闘機の砲撃手担当。
     変人の多いサカーナ商会の中数少ない良識家で、
     サカーナを初めとする乗組員の非常識な行動にいつも頭を痛めている。

スタンド…名称『シムシティ』。四つの大きな目玉が胴体の蝙蝠と、
     それぞれの視界を映すディスプレイがビジョンの遠隔操作型スタンド。
     ディスプレイには、蝙蝠の視界が記号化、数値化されて映し出される。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カウガール…『フリーバード』の操舵士兼、『トンボ』の操縦士担当。
      ニラ茶猫とは恋仲で、ギシアンしている程の関係。
      余談だが、ニラ茶猫の隣の部屋はマンドクセで、
      その所為でマンドクセは毎夜鬱になっている。

スタンド…名称『チャレンジャー』。遠隔操作型で、毛むくじゃらの子鬼のビジョンを持つ。
     能力は取り付いた機械を故障させる事。
     ただし、直接物理攻撃力は全く持たない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サカーナ…『フリーバード』の船長。
     豪快で一見何も考えていないようには見えるが、頭の回転が悪い訳ではない。
     が、はたから見ればただの馬鹿親父。
     本来船の中で一番偉い筈なのだが、いつも高島美和の尻にしかれている。
     パニッシャーは彼が昔の職場から取って来た。

スタンド…今の所不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
タカラギコ…男塾パワーで復活した、大反則野朗。
      別の世界に復活しても、相変わらず影でこそこそと何かやっていが、
      その目的は不明。
      主人公を押しのけ、この物語で今の所誰よりも目立っている。
      新たな得物としてパニッシャーを手に入れた。
      彼はこの後、九人掛かりで動かす巨人と闘ったり、
      音を操るサックス使いと闘ったり、
      腕が三本で二重人格の黒パニッシャー三丁使いと闘ったりします。
      嘘です。

スタンド…名称『グラディウス』。銀色の飛行物体がビジョンで、
     光を操作する事が出来る。
     しかし今回の主人公サイドは、直接戦闘型ではない特殊能力型が多いな…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

348ブック:2004/05/15(土) 16:50



     ・     ・     ・


『紅血の悪賊』…この世界で一・二を争う勢力を持つ空賊の集団。
        図らずも『帝國』の軍事機密を奪ったオオミミ達を付け狙う。
        どうやら、メンバーの中に吸血鬼がいるらしく、
        ボスも吸血鬼という噂らしい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マジレスマン…頭まで筋肉の馬鹿。
       その足りない脳みその所為で不祥事を起こし、
       山崎渉に連行される。

スタンド…名称『メタルスラッグ』。特殊実体化型で、周囲の無機物を取り込む事で、
     巨大化&パワーアップする。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
栗田ゆう子…しゃっきりぽん!が口癖の女吸血鬼。
      オオミミを追い詰めるも、三月ウサギによって撃退される。

スタンド…名称『ベアナックル』。両手に大きな鉈を持つ近距離パワー型。
     特殊能力は持っていない。
     スタンドと本体とのコンビネーションが、主な栗田の戦法だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山崎渉…謎の男。それ以外に情報無し。

スタンド…今の所不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



     ・     ・     ・



『聖十字騎士団』…吸血鬼抹殺の専門機関。
         今の所詳細は不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
岡星精一…『聖十字騎士団』の一員。
     一流の板前で、じゅんさいが得意料理。

スタンド…名称『ヘッジホッグ』。
     近距離パワー型で、スタンドの触れた液体を変化させる事が出来る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



     ・     ・     ・



『常夜の王国』…国民の大半が吸血鬼で構成されていると噂の、
        どこにあるかも分からない国。
        女王と呼ばれる女性が統治しているが、詳細は不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジャンヌ…『常夜の王国』の懐刀である、凄腕の吸血鬼。
     ハルバードに機銃を組み合わせた『ガンハルバード』と呼ばれる武器を使い、
     その事から『ジャンヌ・ザ・ガンハルバード』の異名を持つ。
     儂、〜じゃ等の、老人のような言葉使いをする。

スタンド…名称『ブラック・オニキス』。今の所能力は不明。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



     ・     ・     ・



『帝國』…圧倒的な軍事力を持つと言われる独裁国家。
     その軍事機密とやらに偶然にも関わってしまった事により、
     オオミミ達の運命は狂っていく。


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