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スタンド小説スレッド3ページ
316
:
丸耳達のビート
:2004/05/11(火) 17:11
―――――ああ…マルミミ君が、口を開けてる。
綺麗な綺麗な白い牙、アタマがくらくらする血の匂い。
キスしたときに、あの長くて太い牙が舌に触れただけでもおかしくなりそうだったのに。
あんな物で体のナカまでを貫かれたら―――どうなってしまうんだろう。
ゆっくり、ゆっくり、彼の顔が私の首へと近づいてくる。
「ふぁ…!」
首筋に、唇の感触。
たったそれだけなのに、今まで感じたこともないような快感が脳を駆けめぐった。
にゅる、ぴちゃっ、ちゅ、れろん―――
「あ、はぁっ、ひぁ、ふぅ、んぁ…!」
紅い舌が這い回る。首筋だけじゃなくて、肩も鎖骨も顎も耳も。
頸動脈が壊れそうなペースでコリコリこりこり脈動して、彼の舌を小さく押し返す。
脳が壊れてしまいそうな快感に、ぎゅっ、と彼の小さな体を抱きしめた。
彼が耳元に口を持っていき、息だけの声で囁かれる。
「吸うよ―――」
一瞬の間を置き―――歓喜と共に、こくり、と頷いた。
壊れ物でも扱うかのように、体がそっと抱きすくめられ―――
つぷんっ。
「―――――ッッッッッッッッああああああああっぁああぁあaAAAaaa――― !! !! !! !! !!」
太く長い牙が、頸動脈を犯す。
それは、一度でも知れば二度と戻れない快楽。
女としての部分ではなく、『人間』としての部分を陵辱する。
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