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スタンド小説スレッド3ページ
213
:
N2
:2004/05/04(火) 14:52
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
料亭の閑として落ち着いた空気。
それを乱す、穢れ無き黒い殺気。
一人の少女が、標的の元へと向かおうとしていた。
頭には、「葱看」と書かれた帽子を被っている。
「ここがおじさんの言ってたギコ屋たちのいるお食事亭だよー。
みる、みる、みるまらーーー!」
少女は料亭の敷地内へと足を踏み入れた。
店の者がその招かれざる客に気付くにはそう時間は掛からなかった。
「ちょっとそこのお譲ちゃん、どうしてこんな所に来たの?
ママはいないの?一人?」
彼女の存在に気が付いたある仲居が、彼女へと歩み寄る。
「new! new! new model!!!!!!
I'm not in love, but I'm gonna fuck you!!!!」
少女は突如謎のフレーズを口にした。
仲居も少女の奇々怪々な発言に困惑した。
「ちょっとお嬢ちゃん、一体何がどうしたの?」
そう言って、仲居が少女に手を差し出そうとすると…
「みるまらー!」
仲居の右手から、おびただしい量の血が噴出す。
それは文字通り、「蜂の巣」となった。
「………!!??」
突然の激痛に、仲居は自分の身に何が起こったのか分からなかった。
「みるまらー」
少女はそのままそこを立ち去る。
「ちょ…あな…なによ……これ………
あ……ああ……」
血まみれの店員は力なくその場に座り込み、しばらく呻いていたが、
やがて痛みに耐え切れず気を失ってしまった。
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