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【場所】『小道』

17『我々は皆運命に選ばれた兵士』:2006/10/24(火) 07:17:50
17  半透明のネバー  2004/02/23(Mon) 23:56

>>15
「ご自由に。
喫茶店の場合は店主さんのスタンドで封じられているだけだと思いますけど。
まあいいや、本当に必要な人にあげて下さい。
あれ、僕が消えるところは見物していかないんですか?
幽霊が成仏する瞬間になんて、めったに立ち会えませんよ。
……なにはともあれ、最後にあなたに送る言葉はこれですね。
『お大事に』」

>>14>>16
「ようこそ小道へ。
雨様のお席は『天国』のほうにご用意いたしております。
……とか言ってみたりして」


ふり向こうとしていた『半透明のネバー・アローン』が雨を見る。

「待ってたよ、ウィっくん。君の喪服姿を楽しみにしてた。
死んだことに気付いてくれて、本当に良かった」

(花を供えてくれた人には百万の感謝を捧げたいですね)

「さて、僕なんかのために約束を果たしてくれて、
おまけに過大な評価までしてくれて……『ありがとう』。
もう一度言いますよ、これが最後だから。

『ありがとう』。

そしてごめん。身勝手だけど僕のことは1秒でも早く忘れてほしい。
酷いのは承知だ。でも、僕は死んでからも他人に迷惑をかけたくないから。
ついでに……『真実を手に入れた人間』として名前が残るなんて、考えただけでもぞっとする」


ここで初めて雨と目を合わせ、笑顔を浮かべる。


「嘘だよ。
君は……今思ったはずだ。『絶対に忘れてやるものか』とね。
だったら僕の狙い通り――僕は君の心の中で生き続けられる。
それこそが、君への最後の『嫌がらせ』。
これで、僕は笑って地獄に行ける」

「……ああ、喋りすぎて少し口が疲れたよ。死んでるのにさ。
とにかく言いたいことは、だいたい言った。
僕の少ない根性で言えるだけは言った。
だから後悔は無い。一片たりとも後悔はしてないよ。
では、息災と友愛と――再会を」


そう言って肩をすくめて、そして『ふり向いた』。


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