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【場所】『小道』

11『我々は皆運命に選ばれた兵士』:2006/10/24(火) 07:13:17
11  半透明のネバー  2004/02/22(Sun) 18:27

>>10
「どうせ『投げた』んでしょう?
だったら大人しく撲殺でもされておきなさい。

お願いというのは――
オフィス街に石像屋がありますね?『阿崙屋』とか呼ばれているやつです。
あれ、実は僕が作ったやつで……当然気付いてますよね。
大抵の人は名前を聞いて2秒で考えはすると思いますが。

さておき、その石像屋の店仕舞いをお願いします。
売られている石像5体はあなたに差し上げるし、事情を話して適当な人に手伝ってもらっても結構です。
できたらこの世に存在する石像9体を完膚なきまでに破壊してほしいところですけど。
まあ、喫茶店と山道にあるのは仕方がないとして……。
理由ですか?……『片付けはきちんとやっておきたいから』です。
『やる』『やらない』は任せるとして、お願いしましたよ」


「残念ながら届いてないので直接会いに来い。

……というのが僕の評価です。一方的に進めるんじゃないよ、まったく――」

天を仰ぐ。雲一つ無い青空だった。

「死ぬのは嫌じゃなかったはずなのに、どうしてこんなにも悲しいんだろうね。
『失って初めて大切さが分かる』……自分自身の命でこんなことを実感したくはなかったよ。
と言っても、今となってはそれすらも戯言。
さっさとあの世に行きますよ。
運命には、大人しく従います。


でも――
だけど――
『希望』も、そして『絶望』すらも残されていない死者の分際で、愚かしくも僕は望む――

できることなら、もう一度『彼』に会いたい、と」


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