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ミッション『アンドロギュヌスの陰謀』
504
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2007/01/19(金) 03:13:20
>>486
扉に向かう途中で、七市はアルビニとディビスの戦う様を見ていた。
悔しいことに、それだけしか出来なかった。だが今はディビスの方に向かい続けるしかない。
空間を繋ぐ扉。それがディビスの能力。
対して、触れた物をマグマに変え、それにダイブできるのが、アルビニの能力。
だが、しかし、両者とも切り札を隠している。少なくともディビスは確実に。
そうでなければ、自身の傷が癒えたことの解説が付かない。
全神経を集中させる。空中戦は初めてだが切り抜けなければ死ぬだけだ。
ディビスが天使になるにしろ、犯人として捕らえられるにしても。
その結末ぐらいは野次馬根性で見ておきたいと七市は考えていた。
警察時代に探して見つからなかった答えは。そこにあるのかもしれないのだから。
「……全くだ。貴様は速いな、アルビニ!しかし、どうする!
その触れた物をマグマに変える力で、次はどんな芸当を見せてくれるんだ?」
金色の杖を持たずとも、怪傑は夜に叫ぶ。せめてヤツの手の内ぐらいは明かしてやろう。
そうすればどちらに分があるかの天秤は再び五分だ。そして、囮ぐらいは務めてやる。
いつでも差し迫る敵とマグマを『クリア・ザ・デックス』で払えるように用意しながら。
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