したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ミッション『アンドロギュヌスの陰謀』

361『天使の肖像』:2006/11/03(金) 01:51:15
>>357
『七市』の履いていたゴムのスリッパが焼け焦げる匂いを出し始める。
スリッパの底がチリチリと燃え始め、それが表面に回ってくる。

『アルビニ』は、しげしげと考えた後に『七市』に答える。

『アルビニ』「・・・・・・・・・私は、これから先も『捜査』を続けなければならない。
ここで君と戦闘になった場合に負う負傷と、君を『野放し』にした場合
『捜査』が進んで行く中で私にはより『不利な状況』を生む『かも知れない』。

脅威は、小さいうちに刈り取るほうがいい。
・・・・・・・『東洋の神秘』も『大自然の驚異』には勝てない。」

『シュン!』
『アルビニ』の体が『マグマ』化した『床』に、一瞬で消え去る。
一流のダイバーが水面に入るように、波ひとつ立てずにそのまま消え去る。

ベッドとその横の小さなテーブル、天井とカーテンなどは『マグマ』にはなっていない。
一人の男が、病室の扉を開けて中を見る。『七市』は、その男と目を合わせる。
燃える『スリッパ』の熱さが、足に伝わってくる。

廊下の先から、軍隊のブーツの走る音が聞こえてくる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板