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ミッション『アンドロギュヌスの陰謀』

311『天使の肖像』:2006/10/21(土) 03:33:24
>>310
『七市』は『アルビニ』に掴まれた腕を振り解きながら後退する。
足の火傷は酷く痛み、赤黒く変色している。

『アルビニ』はしげしげとした表情で『七市』の報告を聞く。

『アルビニ』「『天声』・・・・・・名前が変わっただけで何か意味があるのかな?
当局の捜査を逃れるだけだとしたら全く無意味だし、そんなことが分からないわけでもないだろう。
『CIA』も『FBI』も『歓喜の歌』については何も掴めていない状況だ。
少しは有意義な情報ではあるな。・・・・・・・命拾いしたね。」

『アルビニ』は一息つき、何かを考えるように続ける。

『アルビニ』「不自然なのは『ディビス』と君が接触したのに『生かされていること』だ。
『会った事』が『アンドリュー・ディビス』にとっては『まずいこと』なら
その場で君は殺されているはずだし、君が回復しているのならば尚それはおかしい。
君は、嘘をついている・・・・・いや、何かをまだ『隠している』。

こんな状況で大した度胸だと言う点は認めよう。
しかし、まずい状況だ・・・・・君が『アンドリュー・ディビス』と少なからず『関係』があるということは
君を『野放しに出来ない』ということが確定されたと言うことを意味している。
少し・・・・・・・『動けなくなってもらう』かな。
・・・・・・・・・『情報』を聞き出す為の『手段』は、いくらでもあるからね。」

『アルビニ』は『七市』に近づく。
・・・・・病室の床が、赤く変色していく。
『アルビニ』までの距離『3メートル』。後方の扉までの距離『2メートル』。
病室には、確実に『足音』が近づいてくる。


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