攻略ＤＶＤ３大誌【裏帝国、パ裏、稼パチ】を考えるスレ

340：銀二：2006/11/30(木) 00:31:12 ID:fAXWcrUg: ●清貧に．．．

　フランチェスコを描いた作品を見て、みなさんはどう思っただろう。
　神を敬うのはともかく、なんで人に哀れみを感じなきゃいけないのかって、
　疑問に思った人もたくさんいるだろう。たくさんの人がココを見てればの話だが。

　清貧（せいひん）、それは清く貧しく生きるってことだ。
　敬虔な心を保つには、清く貧しく生きなきゃいけないってことを、
　オレは自ら実証しなくてはイカンと思って、今日は清貧な心構えでパチンコに挑んだ。
　入店したのが夜９時前だったし、あんまり時間もないので、
　今日のオレは｢＋￥３０Ｋでヨシとしよう｣と清貧に考えていた。

　まずは台選び。いつもなら１分もしないうちに座ってしまうオレだが、
　今日はゆっくりとじっくりと島を歩いて回った。
　２分くらい歩いていたら、ある台に③×④の泡リーチがかかった。
　打っていたのはオバちゃんで、その疲れた表情から、かなり打ち込んでいるように見えた。
　泡リーチはスーパーに発展せず、そして忌まわしい位置で停止した。
　　　　｢可哀想に．．．この人はもう当たらない｣
　あまりも可哀想だったので、慈悲深いオレはその右側の台に座って打ちはじめた。
　１回転目は何事もなかったが、２回転目に泡の黒潮リーチになり、アンコウが停止。
　打ち始めてまだ１分もたっていないのに．．．オバちゃんが驚きの表情でオレを睨んだ。
　オレは台に合掌した。いつもはそんなことしないんだが、今日は清貧に打つと決めていたから。

　オバちゃんはムクれてしまって帰っていった。
　オレが当てたおかげで、オバちゃんはまだ明日も打てる金を残したことになる。
　こういうのが慈悲ってものだとオレは思っている。

　ところでオレの方はあまりにも清貧に当てたもんだから、時短がウンともスンとも言わない。
　あげくには左方向のライバル台が威勢良く確変を引いて、オレはますます窮地へと追い込まれた。
　　　　｢あまりにもムゴい仕打ち｣
　自分自身の境遇を哀れんだオレは、迷うことなく真後ろの台へ移動。
　そして何回転目かに⑥の泡ジェットスキーで当たって⑦に昇格。また合掌。
　その後、４連荘するまではすべて単発からの昇格。５連荘目はサメのビタでＤｒ．ストップ。
　プレー時間：１時間半、投資￥０．５Ｋ、回収￥３４Ｋ、収支は＋￥３３Ｋちょい。

清貧に一歩一歩進んでいけば、やがて天国の光に包まれる。
裸足で雪を踏みしめて重い石を運びながらも、優しい目でライ病人に笑顔を投げた、
あのフランチェスコの表情を見てな．．．オレは涙をガマンできんかったわ。

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