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新ネタ5
413
:
WS
:2024/10/11(金) 18:19:39
ドバイの人口と経済発展
https://www.am-one.co.jp/warashibe/article/chiehako-20230804-1.html
ドバイの人口はこの12年で倍増し、UAE全体の1/3を占める状況です。
しかしながら、人口構成をみると、ドバイ統計センターの公表しているデータによれば、UAE国民が約28万人に対して外国人が約320万人居住しているとのことです。
インド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン等の近隣国から外国人が多く流入しており、これがドバイの人口増加を支えていると推測できます。
ドバイの経済発展と共に外国企業がドバイに進出し、更に経済の活性化が進むに連れて海外の労働者が大量にドバイに流入するという状況ですが、こうした好循環はどのような背景から生じているのでしょうか。
冒頭でもご案内の通り、ドバイは中東にあることから、溢れるオイルマネーが経済発展を支えていると考えている人も少なくないかもしれません。
ドバイは1960年代までは砂漠の貧しい漁村として、アラビア湾でとれる真珠を売りながら最低限の生活をしていました。
その後1966年にドバイ沖で石油が発見されることになりますが、ドバイの石油埋蔵量は少なく、当時の首長は将来の枯渇を想定して、石油から得られた収益を元手に様々なインフラ整備を進めることにしました。
特に、①空の交通、②海の交通、③自由貿易地域、を整備したことが、現在のドバイ発展の礎として大きな影響を与えたと言われています。
まず、空の交通というのは、1985年のエミレーツ航空の設立とその拠点となるドバイ国際空港の整備です。
ドバイ国際空港は中東の玄関口というだけでなく、現在ではアジア、オセアニアとヨーロッパを繋ぐ世界最大規模のハブ空港として利用されています。
国際空港評議会によれば、2022年の国際線の利用者数は約6,600万人と、現在まで9年連続で世界の空港利用者ランキング首位を維持しています。
また、ドバイは港湾についても積極的なインフラ整備を進めてきました。
1970年代にはラシード港を整備、1980年代にはジュベル・アリ港を建設しています。
ジュベル・アリ港は人工の港として世界最大級で、中東地域の貿易拠点として発展し、2020年時点ではコンテナ取扱量で世界11位を誇っています。
こうした空と海の交通整備に加えて、自由貿易地域の設定により多数の外国企業を呼び込めたものと考えられています。
自由貿易地域では、100%外国資本の企業を承認していることや、法人税・所得税・輸入・輸出に関する免税、資本や利益の本国送金の自由、外国人労働者の雇用自由、など多くのインセンティブがあったことから、外国企業誘致の拠点としてドバイの経済発展を牽引してきました。
2021年時点でドバイの国内総生産(GDP)における主な産業は「卸・小売・貿易・修理」が26.3%、「金融・保険」が11.8%「運輸・倉庫」9.6%、と続いており、「鉱業(石油・天然ガス等)」の比率は僅か2.3%に過ぎません。
石油があることに甘んじることなく、積極的なインフラ整備を通じてビジネス環境や観光資源等を整えてきた結果、世界中から企業や人材を惹きつける魅力ある場所になったものと考えられます。
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