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新ネタ5

127WS:2022/06/17(金) 17:41:35
高高度核爆発(High Altitude Nuclear Explosion, HANE)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%AB%98%E5%BA%A6%E6%A0%B8%E7%88%86%E7%99%BA
強力な電磁パルス(EMP)を攻撃手段として利用し、広範囲での電力インフラストラクチャーや通信、情報機器の機能停止を狙うものである。

高高度核爆発の実験を行ったことが確認されているのはアメリカ合衆国(ジョンストン島とアーガス作戦)、ソビエト連邦(カプースチン・ヤール)の2か国である。
これらの実験では周辺で停電などの被害が発生した。

目標までの精密誘導が必要な核ミサイル攻撃に対し、EMP攻撃はミサイルを敵国の上空高高度で小規模の核爆発を起こして発生させるため、技術的にも比較的容易と見られている

被害
EMPは様々な周波数の強力な電磁波であり、波長の適合するあらゆる導体に誘導電流が瞬間的に引き起こされる。
このため、必ず全て電子機器が障害されるとは限らないが、外部にアンテナ用の電線を持つものや電磁シールドの無いもので、誘導されたパルス電流への耐圧・耐電流が不十分なものはダメージを受ける。
長さのある金属物全てに、瞬間だけ雷が落ちたような状況や、電子レンジ内に入れた金属箔のような状況になる。光ケーブルを除く有線・無線の通信回路、外部から商用電源を受け取っている電源回路、それらの周辺にある電流の抜けていく経路となる回路が、過電流や過電圧で破壊される。
EMPは立ち上がりが急峻なので多くの避雷器は機能しない可能性が高いが、高速度で対応するものは有効なものもある。

マクロな視点で被害を考えれば、あらゆる放送・通信は長期に亘り機能を失い、工場での生産、交通・運輸・流通システム、送電、金融も大半が機能を失い、すぐには回復できない。

こういった新たな形での核攻撃に対しては、日頃から情報・通信機器の電磁的なシールドの強化(光ケーブル化、電子機器や配線をアルミホイルのような金属箔で包む等)やバックアップ体制強化によってしか被害を最小化できない。


●高高度核爆発が登場するフィクション作品
ゴルゴ13
 第103巻「15-34」において、ゴルゴが軍事衛星を操作させてロサンゼルス上空でEMPを引き起こす。
 第143巻「100人の毛沢東」において、監視システムを無力化するために中国に成層圏での核実験を指示する。
ゴジラ (1984年の映画)
 成層圏での核ミサイル迎撃により、大規模な停電や電子機器の異常が発生するとともに、ゴジラが復活する場面が描かれる。
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
 生ける屍「奴ら」の発生による混乱の中、迎撃されなかった中国の核ミサイルの1発が、日本上空でEMPを引き起こす。
残響のテロル
 最終話において、ナインが小型原子爆弾を気球で飛ばし日本上空で爆発させた。
ザ・デイ・アフター
 ソ連からの核攻撃の第一撃として、カンザスシティ上空でのEMP攻撃が起き、停電や自動車使用不能で混乱する最中に、多数の核ミサイルが撃ち込まれる様子が描かれる
バットマン: ダークナイト・リターンズ
 アメリカに敗北したソ連が報復のため核ミサイルを発射したが、スーパーマンにより砂漠へ進路を変えられそこで爆発する。
 しかし、EMPの影響で多くの都市部で大規模停電が起きるシーンがある。


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