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漫画講座論

871WS:2021/12/07(火) 10:00:44
>>868
ストーリー Kindle版
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概要
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『観客が感情移入できるかどうかを決める原理は二つある。
第一は共感で、我々は主人公に同化することでストーリーに引き込まれ、自分の人生の欲求を重ね合わせて応援する。
第二は信憑性だ。つまるところ、我々は信じなくてはならない。あるいは自ら不信感を一次停止しなくてはならない。
作家は観客を引き込んだら、終わりまで逃がさない義務がある。そのためにはストーリーの世界に信憑性があると思わせなくてはならない。
観客はストーリーテリングが人生の隠喩をめぐる儀式だと思っている。その儀式を満喫するために、あたかも現実であるかのように受け止める。
皮肉な態度を引っ込めて信憑性があるかぎり架空の物語を受け入れるが、信憑性が失われた瞬間、共感が消えて何も感じなくなる。
信憑性とは内的に一貫している世界のことで、その範囲も深さも細部に至るまで自らに忠実であるということだ。』

『だれが書いたどんな物語も、観客に「人生とはこういうものだと私は信じている」と語りかけている。どの瞬間にも作者の熱い信念が詰まっているべきで、そうでなければ嘘くさくなる。』
『すべての脚本家は、ストーリーと人生の関係を理解しなくてはならない。ストーリーは人生の隠喩である。
ストーリーテラーは人生の詩人、つまり、日々の暮らしを、人生の内側と外側を、夢と現実を詩に変える芸術家だ。
その作品は、言葉ではなく出来事を組み立てて生み出され、「人生とはこんなものだ」と二時間で語る隠喩である。
ストーリーは人生に似たものであるべきだが、現実をそのままなぞるだけでは、何の深みも意味も無く、だれにとってもありきたりのことでしかない。
ストーリーは現実の人生ではない。出来事を並べても真実に近づくことはできない。出来事はただの事実であって、真実ではない。
真実とは、その出来事をどう解釈するかにほかならない。』
『革新的な脚本家は、現代だけでなく、将来を見通す力を持つ。
約束事を打破する作品を生み出し、そのジャンルを次の世代へと繋げていく。
最高の脚本家は、将来を見通し、時代を超えた傑作を生み出すことができる。
どのジャンルでも、愛と憎しみ、戦争と平和、正義と不正、成功と失敗、善と悪など、人間にとっての重大な価値要素が扱われている。
その一つ一つが永遠のテーマであり、この世にストーリーが誕生してから数々の古典の傑作が書かれてきた。
こうした価値要素は折に触れて変更を加え、現代の観客のために新鮮で意味のあるものにする必要がある。だが、優れた古典傑作は常に新鮮で色あせることはない。
それらは年月を経ても新たに解釈することができ、見直して飽きることがない。真実と人間性が詰まっていて、どんな世代でもストーリーにわが身を重ね合わせられるからだ。』




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