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漫画講座論

870WS:2021/12/07(火) 09:59:04
>>868
ストーリー Kindle版
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概要
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総じて、読者が期待していたものが提供できた→「これこそが読書の醍醐味! 読書体験!」
『ウィリアム・ゴールドマンは「どんなストーリーでも、結末を成功させる鍵は、観客が望むものを予想しない形で与えることにある」と述べている。』

『観客が求めているのは感情が満たされること、つまり、期待に応えるクライマックスである。どんな感情がエンディングで観客を満足させるのか。それを決めるのは脚本家だ。
ストーリーを語り始めたときから、脚本家は観客の耳にささやいている。
「ハッピーエンドを期待してくれ」「悲しい結末を期待してくれ」「皮肉な結末を期待してくれ」
誓った以上、それを届けない訳にはいかない。脚本家は観客に約束通りの体験を、予想と違う形で届けるのだ。そこが本物の脚本家とアマチュアとの違いだ。
一流の脚本家は、観客に約束した感情体験をさせる。と同時に、意表を突く形で深い洞察を与える。それは脚本家がクライマックス内の転換点まで隠し持っていたものだ。
主人公が最後の試みをするとき、目標を達成できるかどうかに関わらず、そこで生じたギャップが観客の心を力強く揺り動かし、期待通りの感情を予期しなかった形で届けるのである。』

『「エンターテイメント」とは一体何だろうか。
エンターテイメントとは、暗闇に座って多大な集中力とエネルギーを注いで向き合ってくれる人たちに対して、満足できる意義深い感情的体験を期待通りに提供する儀式である。
人の心を掴み最後まで夢中にさせて、来た甲斐があったと思わせる映画はすべてエンターテイメントだ。』

『ストーリーテリングとは、ある約束を受け手と交わすことだ。
しっかり耳を傾けてくれるなら、驚きを与え、想像もつかないレベルと方向で人生の痛みや喜びをお見せする、という約束である。
何より大事なのは、それをさりげなく、ごく自然にやってのけることで、観客が自ら発見したかのように仕向けなければならない。』
『ストーリーテリングとは真実を独創的に実証することである。
ストーリーとはアイデアの正しさを伝える生きた証拠であり、アイデアを行動へと具体化したものだ。
ストーリーの中で出来事を構成することによって、まずアイデアを表現し、それから証明するが、説明をしてはいけない。』

『マーケティングで観客を映画館に呼べても、一旦上映が始まったら、最後まで興味を持って見続けるだけの動機を与えなくてはならない。
ずっと観客を引きつけて離さず、クライマックスでそれに報いるわけだ。
人間の本質の両側面(知性と感情)に訴える作品でなければ、これはほぼ不可能である。
「好奇心」とは、疑問に対する答えを知り、未解決のものを解決したいという知的欲求だ。
ストーリーは疑問を提起して状況を展開させることで、この普遍的な欲求に働きかける。転換点ごとに観客は好奇心をそそられる。
そして主人公が大きな危険に晒されると、こう考える。「次に何が起こるのだろう。その後は?」と。
何よりも知りたいのは「最後はどうなるのか」ということだ。
答えは最終幕のクライマックスまで明かされないので、観客は好奇心から席に座り続ける。
結末を知りたいというだけの理由で、つまらない映画を最後まで観た経験は誰にもあるだろう。』

『観客はこう祈りながら映画館へ足を運ぶ。
「どうぞいい映画でありますように。新たな体験ができて、これまで知らなかった物の見方が身につきますように。
 面白いと思ったことのないもので笑わせてください。
 これまで心を動かされた事のないものに感動させてください。
 世界を新しい目で見せてください」
つまるところ、観客は予想が裏切られる驚きを求めている。
脚本家は観客を驚かせなくてはならない。
驚きには二種類ある。安っぽい驚きと真の驚きだ。
真の驚きは、予想と結果のギャップが突然明かされることで生まれる。
これが「真」だと言えるのは、作中世界の奥に隠されていた真実が明るみに出て、深みのある体験がもたらされるからだ。
安っぽい驚きは、観客の弱い立場につけこんだものである。
暗い映画館で観客は脚本家の手に感情を委ねている。予想もつかないものをいきなり見せたり、ずっと続くと思えたものを中断したりして、観客を驚かすのは簡単だ。
観客の熱意には、誠実で洞察に満ちた答えで報いなくてはならない。浅ましいトリック、安っぽい驚き、偽物のミステリーは禁物だ。
安物のミステリーとは、事実を不自然に隠すことで生まれる見せかけの好奇心である。
しておくべきだった明瞭化を後回しにして、劇的な含みのないシーンで長々と興味を引きつけておこうというやり方だ。』




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