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漫画講座論

218WS:2010/12/04(土) 13:50:30
これを読んでいて、もしかしたら何か役立ててもらえるかもしれないと思い、てんたまが普段取材してる時にどうやってるかを今回書いてみることに。
上の方にも書いてますが、取材時のてんたまにとって相手の方はお客様。
最初に何やるかというと、お客様の理解だったり。HP見たりして、それで相手の団体の主張とか見ながら、自分と一致する部分を探します。
(実は一致しなかったらしなかったでやり方はあるのだけど、慣れないうちはそれは考えない方がいいと思う)

相手の団体は何も私の取材を受ける義務なんてないの。だから、まず話の内容以前に私に興味を持ってもらわないといけないわけです。
そのために心理学でいうラポールというものの形成がまずは第一目標。
(本来はセラピストと患者さんの間の空気を示す用語なんだけど、てんたまの場合は取材の相手とのいい雰囲気をこう名づけてます)

たとえ相手が規制派だろうと敵愾心は一切出しません。
誰だって“敵”には何も話す気にならないでしょ?だから深呼吸とかして、まな板の上に乗ってお好きに料理して下さいって気持ちに多少でもなれてからお電話するのです。

ここからがおもしろいのですけど、私の方にバリアがない時って相手の方が警戒心を出そうとしてもなんだかスポンジに吸い込まれるみたいになって、
向こうの方の調子が狂ってしまうみたいなんですよね。
その状態で何するかというと、相手の主張の引き出し。警戒心がうまく張れない上に自分達の主張内容だから、大体はすんなりしゃべって頂けます。

取材とか陳情の開始時って、相手の方ってコップになみなみと水が入った状態と似たようなものだと思うんです。
だから、まずは水をあけて、こちらの主張を入れてもらう場所作りをしないといけないわけ。

誰かに悩みを打ち明けたことがある方なら感覚がわかると思うんだけど、悩みを聞いてくれた人に親近感を持ちますよね。
この時も水がいっぱいでひとりでは処理しきれないような状態にあって、誰かにコップの中身を開けるのを手伝ってもらってるようなものなんです。
相手の主張を聞いてあげることって、こちらへの信頼感を上げてもらうのにすっごく効率のいい行為なんですよ。しかもお互い幸せ。

そして、返礼性っていうのだけど、何かを先にもらってしまうとそれについてお返しをしないと心理的に落ち着かない状態になるものなの。
だから、まずなんでもいいので、お礼を言うことにしてます。お時間頂きありがとうございます、とかでも充分。
それだけでも、相手の方は時間を少し私に割かなきゃという気になって下さいます(笑

突撃取材なので、担当の方が会議とか外出だったりすることも多いのだけど、その場合は帰社予定とか聞いて、また再チャレンジ。
それでもダメならもう一回。文句は言わず、次にいつ掛けるのがいいかだけお聞きしてます。
取材なれしてないうちは門前払いに感じるかもしれないけど、何度もかけることでイタズラでないことはわかってもらえるし、
不在時に何度も電話を受けてることについて、受付や担当の方に申し訳なさを感じて頂けることは実は多かったりするの。
接触回数でラポールの度合いって上がるもので、さらにこれに申し訳のなさという形で返礼性が働くことでこうなるわけですね。

取材や陳情がもしも多少不満に終わっても、こんなものしかもらえないとか思っちゃダメ。
その時ももらえたものにきちんとお礼を言うことでですね、返礼性の法則が働いて次はもっといいものがもらえたりするものなんですよー。
だから、もう次に行くことができなくなるような取材とか陳情の仕方だけは絶対ダメ。




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