[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
たれこみスレ
7
:
名無しタン(*´Д`*)萌え〜
:2005/03/05(土) 20:11:59
御堂岡物語 第3話 (後編) 「ふたり」 (1)
hehahehaheha 2000/04/08(土) 03:30
クリスマスイブ。
えみみはとあるシティーホテルで御堂岡と落ち合った。
御堂岡はレストランやラウンジではクールをよそおっていたが、部屋にふたりきりになると、獣みたいに飛びついてきた。
「俺…いつかおまえを殺しちまうような気がする」
御堂岡はつかのまの静寂の中、つぶやいた。うっすらと汗をかいた躰が、えみみに寄り添ったままだ。しわひとつなかったシーツが、すでによれよれになり、毛布は床に落ちている。
えみみのうなじを御堂岡の吐息がよぎる。
「初めは確かにセックスが目的だったよ。でも、何度か会ううちに、今は…」
「今は…?」
「えみみの心が欲しい」
「そんなもの欲しがるなよ。安心してていい。僕は御堂岡に夢中なんだから...」
くすくす笑いながらえみみは躰を反転させて、御堂岡の方を向いた。肺活量のある胸は厚く、腰はあくまで小さく、男らしい体毛もえみみよりはるかに豊かだ。
「ずっと待ってた。今夜のこと。明日の今ごろまでずっとキミとこうしていられるんだ。外になんて出ない。何も着たくない。御堂岡がそばにいたら、それでいいんだ」
えみみは御堂岡を抱きしめ、囁いた。
「ほんとだナ? えみみ。俺以外の男と会ったり寝たりなんか、してないナ?」
「してないよ」
御堂岡が熱い唇を重ねあわせてくる。えみみの両腕が御堂岡の胴にからまり、脚は脚にまといつく。
「君だけだ…御堂岡…ほかには、いらない…」
「ああ…えみみ…おまえが好きだ…」
ふたりは、時を忘れて異空間をさまよう。
「どうして、おまえが俺を…って、恨んだことだってあるよ。おまえは悪魔そのものだってね。でも、えみみ。俺は後悔はしてない。こうして、おまえを感じていると、一番満足できるんだ。安心する。おまえは、俺の全部を知ってるから… ヒャハハハ」
御堂岡はえみみの髪をなでながら言う。
「そうだね、僕は御堂岡の全部を知ってる。ここも、ここも…」
「あっ…」
御堂岡は敏感に反応して、腰をくねらせた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板