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たれこみスレ
8
:
名無しタン(*´Д`*)萌え〜
:2005/03/05(土) 20:12:20
御堂岡物語 第3話 (後編) 「ふたり」 (2)
hehahehaheha 2000/04/08(土) 03:30
「いつだったんだ? えみみ。初めて、こんなことしたの…」
「十一の時。小学校の体育館の裏で、知らないオジサンに悪戯された。大きなあ
れが、僕を差し貫いた…」
「えみみ。もういい。そんな話、もう、聞きたくナイヨ」
えみみは、六歳の時に誘拐されたことはたとえ御堂岡にも言えないと思った。誘拐され、犯され、たった六歳で快感を覚えてしまったことなど…
「御堂岡は僕を軽蔑するだろうね。僕は子供のころから、こんなことばかりしてた。もう八歳でひとり遊びをやってたよ。十一でやられて、あとは坂をころがるだけ。ねえ、御堂岡はいくつのとき?ひとり遊び覚えたの…」
「中二んとき…」
なんて晩稲な御堂岡。えみみはいとおしさに、たまらず御堂岡を組み敷いていた。
「今夜は…逆になってもいいね…? 特別の夜だもの」
えみみは、黒揚羽に組み敷かれていた叫んでいた御堂岡の狂態を思い出していた。あいつめ…
「逆…?」
「そう。僕が御堂岡を征服するんだ」
「…えみみ、おまえ…」
えみみを見上げる御堂岡の目が、怯えている。しかし、えみみはかまわず、御堂岡の両足を思いきり振り上げさせた。
「や…ヤメロ…えみみ!」
「力を抜いて。大丈夫さ。僕を好きなんだろう? ね、御堂岡…」
「う…わ…あっ!」
えみみは、初めて御堂岡の体内深く、自分の熱い躰を沈めていった。
それは、意外なことに、彼にとっては生まれて初めての経験だった。
ふたりの躰が、密着する。弧擦れ合う。とてつもない激情がえみみを襲い、彼は嵐のように躰を暴走させた。信じられなかった。もう一方の快楽も、こんなに凄まじいものなのか。だったら、御堂岡はこんな思いをずっとしていたのだ。御堂岡だけじゃない、僕を抱いたすべての男たちが…
えみみは昇りつめながら、それでも、こんなことは今夜限りだと、そう思っていた。
僕には似合わない。僕はただ、御堂岡を完全に自分のものにしたかっただけだ…
「ああ…」
躰の下で、御堂岡が大きく呻くのがわかった。
いつのまにか、ふたりは同時に頂に達していた。お互いの躰の間には、御堂岡の熱いものが溶ろけている。ねっとりとした、若い、豊富な蜜。
もう、二度と離さない...御堂岡。
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