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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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もう、私の力はいらないわね。ちょっと寂しいけど、親離れする時期かしら。
その異変以降だろうか、力を添えることは無くなったものの、霊夢と直接会話を交わしたり、
一緒にお酒を飲んだりと、以前より充実した仲になっていった。
あっちの世界からくすねてきたものを霊夢にあげると、とても喜んでくれた。
霊夢が落ち込んでいるときには元気を取り戻し、笑ってくれる。
その笑顔を見るためには何でも盗って来たと言っても過言ではない。
結局、盗って来るのにも力を使うため、家に帰ると死んだように眠ってしまう。
藍はその事に薄々─略─ 橙は眠る素敵な美女と評してくれた。
そして数日前、あっちの世界から適当に盗って来たお茶を渡すと霊夢は異常なほど喜んでくれた。
お茶が好物だとはご存知ありませんでした。まさか奇声まであげられるとは・・・・
とびっきりの笑顔で微笑んでくれた。
そしてそれが、私の見る最後の笑顔になるなんて・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・布団が冷たい・・・・・頬が冷たい・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・布団が冷たいわ!!!!!」
ガバッと布団を跳ね上げ飛び起きる。丁度頭の位置には大きな染みが。
(げ、私泣いていたのかしら・・・・)
近くに備えてある鏡台を覗き込む。
キャッ!!!
驚いて尻餅をつく。
鏡の中にいる目と顔を真っ赤に染めた化け物と、目があってしまったからだ。
落ち着くのよ私。あれは鏡よ。鏡なの。
訂正する
鏡の中にいる目と顔を真っ赤に染めた、うら若き乙女であり美しすぎる美女と、目があってしまったからだ。
とにもかくにも、こんな顔をあの子達には見せられない。
布団も濡れていて気持ち悪いし・・・・
という事で、隙間の中に入ることにした。
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