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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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どれくらい走ったのだろう。
何度も行く手を遮られ、その都度、妖怪がいない空間を見つけては突っ走っていった。
──ふと視界の片隅に光が見える。外だ!!!魔法の森の出口だ!!
私は進路を変え、その方向に向かって走り出した。森さえ抜ければ──!!?
突如視界が塞がる。急に現れたものに弾き飛ばされ、私は地面を転がされた。
全身を激痛が支配する。それだけでも意識が飛びそうなくらいだ。
それでも、顔だけは起こし、状況を確認する。
確認し終えた私は、もう立ち上がる気力も残っていなかった。
僅かな希望。それを絶対的な絶望へと刷りかえられたのだから。
出口方面には妖怪が、私の後ろにも妖怪が、私の左右にも、上にも。
・・・・・・囲まれていた。どうやら、遊ばれていたらしい。
逃げ惑う私を見て、嘲笑っていたらしい。
妖怪が少しずつ近寄ってくる。
包囲の幅を狭めてくる。
妖怪の足が、
手が、
視界を
遮って
い
く
──約束守れなくてごめんね・・・・・・・・魔理沙──
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