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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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「じゃ、私もそろそろ家の人形達の様子を見に行かなくちゃならないから、今日はこの辺で帰るわ」
とアリスは私に笑顔を向ける。
「おぉ、そうか、すまなかったな、迷惑かけてしまって・・・」
「あら、謝るなんて魔理沙らしくないわね」
「私だって謝るときは謝るさ。それに本当に悪かったと思っている」
「その様子じゃ明日は大雪かしらね」
「な、なんだよそれ!私が反省しちゃ悪いのか?」
「ううん、私は元気な魔理沙が見たいだけ。次は笑っている魔理沙もみたいわ。
知ってる?魔理沙の笑顔はとても可愛いのよ?」
「─────っ」
「ふふっ、じゃあね」
真っ赤な顔をした魔理沙を残して、アリスは暗闇に近い空に溶け込んでいった。
なんだかんだ言って魔理沙はちょっと元気がでた。
アリスの気遣いが、アリスのさりげない励ましが、私の心までも治してくれていった。
・・・・・・それにしても酷い有様だ。ほんとに自分がやったのかと思うぐらいである。
実験室の中を改めて覗き込む。
いくら魔法や衝撃に耐える構造をしているとはいえ、派手に暴れてしまっては流石の壁も音を上げる。
危険な薬品は丁度切らしていて良かったものの、貴重な薬剤や高価な器具が台無しであった。
(暴れるならもっと器用に暴れろよ・・・)
片付けようとも思ったが、片付けが苦手な魔理沙にとっては骨の折れる作業である。
それに加え、今日はいろいろな事が起こりすぎた。まずは身体を休めるのが先決だ。
決してめんどくさいわけではない。多分。
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