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投稿するまでもないSSスレ 7/7

59midy 15:2008/03/28(金) 20:36:32 ID:77zmpWH60
「あら、いつのまに来ていたの?まっててね、湯のみとってくるわ」
翌日、博麗神社を不意に訪れた私をみて、多少驚いたようだ。
得意の『勘』で私の事を察知できていない。効果はあるようだ。
早速実感できた自分の努力に、身体が悶える。快感が身体を駆け巡る。

境内で、二人並んで座り、またいつものようにお茶を啜り、他愛も無い雑談も交える。
魔理沙が尋ねる
「なぁ霊夢、仕事はいいのか?神事なんだろ?」
「あら、この庭をみてわからない?今日はいつもより頑張ったのよ」
どうみてもいつもと同じである。
「ほほぉ、確かにいつもより綺麗だ」
「魔理沙、なんだか今日はご機嫌ね、やけにニヤニヤしてるじゃない」
「ん、あ、あぁ、ちょっといい事があってな」
ふぅん
そう一言だけ返すと霊夢はまたお茶を啜りだす。
・・・・・・
・・・・・・
「『暇』ねぇ・・・」
・・・・・・
・・・・・・
しばしの沈黙が続く。いくら仲が良くても会話が途切れることぐらいある。
魔理沙も特に話題もないのにこの神社へ来る。だから特に話すことなんてない。
だが用事はあった。
「『暇』か・・・・・・ならさ、霊夢、久し振りに弾幕らないか?」

そうね、やりましょうか。霊夢はそう返した。嫌な勘が全くしなかったからである。




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