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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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紫の薔薇伝説 PART3
紫の色というので思いつくのは、幻想郷の守護者である八雲紫である。彼女に対する
人間に対する評価は多くが胡散臭いと言った負の感情である。幻想郷の守護者であったり、
妖怪の賢者ということは知られているものの、多くの人間にとって自分の生活に関わりの
ないことは重要でないため、ただ凄く力の強い美しい少女の姿をした妖怪であると思われていた。
また、人間に身近な存在と言えば稗田阿久がいるものも彼女も異端の存在、紫ほどではないため潜在的に
恐れの感情を皆程度の差もあれ、持っているものである。紫の色が大衆の色と
して広がる前の明治初期に実界から切り離された幻想郷にとっての紫の色というのは
好意的なものではないと認識をされていたのだった。
魔理沙も昔は人里に住んでいるものであった。魔法使いに必要な資質の一つで
ある、受け入れる心ーーーつまり感受性が高い彼女にとってもその色ーー紫
の持つ力というものは情緒の奥底に刻み込まれていたのだった。
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