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投稿するまでもないSSスレ 7/7
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ヒンデンブルクの殺害後、警察は必死で犯人の捜索を行った。その中の候補に咲夜の名前が挙がったが、アリバイ上実行は不可能ということで疑いはすぐに晴れ、1ヶ月の後に捜査も打ち切られた。
捜査打ち切りの話を耳にした瞬間、咲夜は思わずほくそ笑んだ。自分が犯人と知られれば、ヒトラーの理想をかなえる後継者としての役割が果たせなくなる。それはどうしても避けたかった。
咲「ふふふ、これで私の邪魔者はいなくなったわ。」
新副官「はい、総統。これで我々が内政を行える立場になった訳です。おめでとうございます。」
咲「ありがとう。で、さっそくだけど法改正の手続きを頼めるかしら?」
新副官「法改正ですか?国会の審議、国民投票が必要になりますね。すぐには難しいです。」
咲「この国の司法制度や立法制度は不完全ね。手続きが面倒ね。どうにかならない?」
新副官「……多少強硬手段ですが、どうにかすることは出来ますよ。」
咲「説明しなさい。」
新副官「はっ。総統は今や全国民から人気を得ています。総統が国民を扇動し、立法や司法制度の改革を国会審議や国民投票無しでも行えるようにするのです。」
咲「素晴らしいアイデアね。でも、そんなに上手く行くかしら?」
新副官「我が党がプロパガンダによって全面支援いたしますし、総統の演説能力で国民は心動かされることでしょう。大丈夫です。」
咲「分かったわ。貴方はこれから部下に命じて、プロパガンダの準備を始めなさい。」
新副官「はっ。」
新副官は咲夜に敬礼すると部屋を出て行った。部屋にひとり残された咲夜は椅子に座り、誰かに話しかけるように呟いた。
咲「待っててヒトラーさん、私が貴方の理想を叶えてみせる。約束したもの、やり遂げて見せるわ。どんな手を使ってでも、絶対に………」
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