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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その7
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「何かさぁ……あんたって貧乏くじ引くの得意でしょ」
「ほっといて」しみじみと呟く諏訪子に神奈子はそっぽを向き「だいたい、そう悪い話でもないのよ? ここで恩売っとけばあの町の人達も少しは機嫌直すかも知れないし、そしたら今度こそ分社の設置とか……」
「無理っぽいと思うけどなー、それ」神奈子の希望的観測を諏訪子はあっさりと打ち砕き「あの調子だと、用が済んだらはいサヨナラ、ってパターンに見えるけど。あたし達は神様じゃないって事にしてたけど、それでも迷惑そうだったしね」
「あんたねぇ。人がわざわざ考えないようにしてる事、そんなあっさり……」
「なーんだ。やっぱりあんたもそう思ってるんだ」諏訪子は呟き、なぜだか笑顔で「でも、いーんじゃない? そんな色々考えなくても、人助けだと思えば」
神奈子は、は? と目を見開き、
「いやあんた、人助けって、そんな子供みたいな」
「子供って……何よ! いーでしょ別に!」諏訪子はたちまち頬を赤くし「一回やってみたかったのよ、そーいうの! 別に何の得も無いのに困ってる人助けて、妖怪と戦って、お礼はいりません、みたいな」
一息にそう言って、照れ隠しのようにそっぽを向く。
しばしの沈黙。
神奈子は少女の顔をまじまじと見つめ、
「あんたって、実はけっこう偉いやつでしょ」
「……何か、今、馬鹿にしなかった?」
「いや、してないしてない。どっちかっていうとちょっと尊敬した」
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