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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その7
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魔理沙「紫のこと、嫌いなのか?」
霖之助「別にどうでもいい」
魔理沙「……うそ……だぜ……」
「だっていつも、紫のこと見てるじゃないか」
霖之助「何を根拠に」
魔理沙「私が、いつも香霖を見ていたから、わかるんだ」
霖之助「……」
魔理沙「私を見る時は優しいけど肉親を見る目」
「けど、紫を見る時の香霖は……綺麗な宝物を見守る目……」
「遠くて手が届かないから、ながめてるだけって感じで……」
僕は何か勘違いをしていたんだろうか。
魔理沙がここにいる動機は、家族への憧憬とばかり思って───
魔理沙「いつまでも、見てるだけで……」
「だったら、私も霊夢も!」
霖之助「霊夢がどうしたって?」
魔理沙「…………」
拳を握って、涙ぐむ。
魔理沙「……馬鹿馬鹿しいぜ、こんなのっ!」
こらえる激情に、しばし魔理沙は耐えていた。
魔理沙「ははは、興奮しちゃったな……」
無理して笑顔を作る。
魔理沙「本当は、好きなんだよな?」
霖之助「……さあね」
すまない、魔理沙───
魔理沙「そ、うか」
「なんだ、なんだなーんだ」
「香霖は、自分で言うとおりの人だったってわけか」
「冷たくて、人が嫌いで、優しくなくて……」
霖之助「……そうだね」
魔理沙の瞳に、どろりとした灰色の染みが広がった。
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