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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その7
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…私は魅魔が消えたと決め付けた。
どうして決め付けたのか…?
……待つ気が、なかったから。
何もしなかった。
悲しみを紛らわすために敵が欲しかっただけ。
魅魔の仇討ちという大義名分で最強を名乗り、
夢幻館にいた頃の心を忘れたかっただけ。
私は、負けた。
妖怪としての意地を捨て、エリー達と過ごした記憶も捨て、
…そう、過去を捨てたのと何も変わらない。
魔理沙は、勝った。
ずっと食いしばっていただろう口は、力を抜き、楽そうにしていた。
半分閉じた口蓋から覗く目は、まるで楽しい夢にまどろむかのよう。
「幽香、魔理沙のこと……頼むからね」
私、……魅魔に、
……頼まれてるじゃないか……。
魅魔を、胸の中で、消した。
他の誰でもない、…私が消し去った。
でも魔理沙は、最後まで信じていた。
そして、……その心は最後の瞬間に報われた。
魅魔は二人とも待っていてくれたのだ。
でも魅魔と再会するには、約束を守って見せなければならない。
魔理沙は、…強くなること。
私は、…魅魔に変わって、魔理沙の面倒を見ること。
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