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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その7

276ゼロ:2008/06/19(木) 06:33:48 ID:jCqMmrNkO
阿求「なんでも「竹の村」という所があったらしい。これは江戸時代の文献「古今要覧」で最近私が知ったものだからそんな所はもう無いかも知れない…家の床から全て竹で作られ、農業はせず米の代わりに主食は全て若筍を炊いて食べていたという。薪も竹。全て竹づくしの村だったそうな!」
香霖「蓬莱の薬……か」

──迷いの竹林・永遠亭──
永琳「あなたは?」
鈴仙「このお兄さん私の薬を見て感心したみたいです」
永琳「へぇ…まあ、上がってください」
香霖「失礼する。畳でなく竹…か…」
永琳「竹は腐る程有ります。それを使わない手もないでしょう。貴方は迷い込んだ風でもなさそうだけど…?」
鈴仙「師匠、ご飯どうします?」
永琳「貴方はどうなさる?この辺りはうちだけよ。日も暮れて来た。今夜は泊まって下さい」
香霖「ありがたい!そうさせていただこう」
永琳「うどんげ、この人の食事も準備してあげて。それからお風呂を焚きつけといたから先に入ってもらって。私はちょっと仕事の続きがある」

香霖「薪の代わりに竹だな」
鈴仙「竹ならそこら中に転がってますから」
香霖「竹の子かい」
鈴仙「ええ。これがご飯です。春に一年分採るんです。これを茹でたり蒸したりして乾燥させて保存する。水に戻して炊くと美味しいですよぉ!」
香霖「お師匠さんは…」
鈴仙「薬を作ってます」


香霖「蓬莱の薬の守人か…」
永琳「……。鈴仙に薬の作り方を教えたのは私よ。でも、あの子を見てて私はただの姫の守人に過ぎない事を思い知らされた」
香霖「里でも感じたが彼女の薬を作る才能は天性のものだ」
永琳「しかし…鈴仙の人生。数十年で決められない」
鈴仙「師匠、私はここに残る!」
永琳「残るって、月はどうするの」
鈴仙「帰らない!さっき決心しました!薬を作って生活する!」
永琳「薬師を…人生をなめないで…ッ!たかが薬。されど薬。うどんげ、豊姫の所へ行きなさい。そして勉強し、立派な兎になって帰って来なさい。その時こそ貴方の本当の薬が出来る──」
鈴仙「師匠のバカーッ!師匠が寂しいって思うから〜〜ッ!」
永琳「……蓬莱の薬をお捜しでしたね」
香霖「いや、心当たりがなければいい…色々と世話になった」


香霖「!!」
鈴仙「私…豊姫様の所へ行きます。そして一所懸命勉強して帰ってきます。そして私が幻想郷一の薬を作る。お兄さん!その時…幻想郷一の薬師に会いに来て!」
香霖「その前に会いに来るさ、鈴仙!」




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