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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

8へびぃ:2007/04/17(火) 00:39:41 ID:???
野球場のスタンドそのものとも言えるような観客席。
その中段のやや前寄り、位置にして選手入場門の上にあたる席に、兄者と妹者が陣取っていた。

「うむ。ここなら見やすいな」

兄者が呟く。

「バッチリなのじゃ!兄者、まだ始まらないのじゃ?」

妹者が待ちきれないといった体で腕を振る。
そんな妹者を微笑ましく思いつつ、兄者は腕時計を見た。

「そろそろ始まるはずだぞ。・・・ほれ、見てみろ」

兄者が指差した先に妹者が視線を移す。
2人のAAが、フィールドの中央に向かって歩いてきたのである。片やモララー、もう1人はガナー。
2人が丁度フィールドの中央に辿り着き、歩みを止めた瞬間―――ざわついていた観客席が、ぴたりと静かになった。
それを確認すると、2人はハンドマイクを取り出した。
そして、モララーが大きく息を吸い込んだ。

「レディース エーン ジェントルメーーーン!!!」

英語の発音にはあまり聞こえない英語で、モララーが叫んだ。何だか矛盾している気もするが気にしない。気にしちゃいけない。
その声はマイクによって拡張され、スタンド中に響いた。

「ベビ虐殺が大好きな諸君!『百ベビ組手』本戦へようこそ!!」

モララーがさらに叫んだ。それを聞き届けたガナーも、マイクを口元へ持っていく。

「本日は是非、華麗な虐殺と・・・ベビしぃ達の阿鼻の叫びを、心行くまでお楽しみ下さい!」

その言葉が終わると、モララーが一歩前へ出た。

「本日の、司会進行はこの私、モララーと・・・」

続いてガナーも前へ出る。

「私、ガナーが務めさせて頂きます!」

そして2人は優雅に一礼。

『不慣れではございますが、どうぞ宜しくお願い致します!』

その瞬間、観客席から『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』とかなりの大歓声。
その大歓声に照れ笑いを浮かべながら、モララーが再びマイクを構える。

「ではここで、本日ご招待致しました、来賓・ゲストのご紹介をさせて頂きます!」

そこで2人は、今日のゲストや来賓を一人ずつ紹介していった。
この町出身の国会議員、売れっ子アイドル、ブレイク中のお笑い芸人達etc・・・。

「さいたまかっ!」

ツッコミに合わせて、アヒャがヒッキーの頭をパチン!と叩いた。

「いや、何が・・・!?」

「どーも、ありがとうございました〜!」

ゲストのお笑い芸人『アヒャ&ヒッキー』の即興漫才を締めとして、紹介は終わった。
最後のネタによって笑いの絶えない観客席に向かって、モララーが叫ぶ。

「いやぁ、アヒャヒキはやはり面白いですねぇ!ではここで、今回の競技のルール説明をさせて頂きましょう!
 ギコ君、カマン!」

モララーのコールと共に、入場口から1人のギコが歩いて来た。
そこでガナーが苦笑しながら付け足す。

「こちらは面白くも何ともありませんが、我慢して聞いて下さいね〜」

観客席から微笑。
そこでギコは、モララーのマイクを奪い取って叫んだ。

「おいおいガナーちゃん、そいつはキツい言い方だな、ゴルァ」

「だって、本当の事じゃ無いですか〜」

ガナーの返しに、ギコは頭を掻いた。

「いや、そうだけどさ・・・もうちょっと、オブラートに包むっていうかさ、もっと、こう・・・」

身振り手振りを交えてうろたえるギコ。観客席から再び爆笑が聞こえてくる。
モララーがそこで助け舟。

「まあまあ。それについてはまた後でって事で・・・ほら、説明説明」

「おっと、忘れる所だった・・・じゃ、改めて」

ギコはマイクを構えなおし、説明を始めた。


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