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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

496cmeptb:2008/03/03(月) 18:07:35 ID:???



「〜〜!! がっは、げほ…!! ごふっ!」
地上に着いて首吊りから解放された途端、リーダーしぃは激しく咳き込み
直後ひゅうひゅうと木枯らしさながらの音を立てて息を吸い込んだ。

「はっはっは。10秒の小旅行はどうだった? 全くの未知の世界……
 ただ息を止めている10秒の世界とは、全く違う世界を味わえただろう?」
嬉しそうに拍手をしながら近づいてくるモララーを、しぃは涙目で見上げる。
「……さて、現在の心境を聞いておこうか。しぃちゃん、今はどうだい……?」
にやにやと見下ろすモララーに、しぃは今度はカタカタと震えだし
「や、やめ……! 殺さ……、ないで……!!」
先程の威勢はどこへやら、しぃが涙ながらに命乞いをすると、しかしモララーは
一層嬉しそうに笑い出し

「……ほう。一回目は通過だ。よかったなぁ、君。とりあえずは通過だぞ?」
リーダーしぃではない、他の……、先程「1」と答えたしぃを指さした。
当然、指をさされたしぃは何のことだから分からない。

「ふふふ。ここで先程質問のあった “前言撤回” の説明だ。……先刻こちらの
 リーダーは『心境』を訊かれたとき何と答えたか覚えているかい? そう
『死にたくない』だ。では今は? ……同じだったね。
 さて、もうお分かりかと思うけど “前言撤回” とはこのことさ。最初のリーダーの
 心境は『死にたくない』。そしてこれ以降今のように、僕は10秒の首吊りの後で
 逐一彼女に『心境』を尋ねる。これが最初と同じ『死にたくない』ならその回は
 見送りになるんだけど、そこで『死にたい!』と “前言撤回” したならば、そこで
 彼女の首吊りは終了。そしてその回を指名した次のしぃちゃんの首吊りが始まるのさ。
 例えば彼女がこの後、……「3」 回目で “前言撤回” して『死にたい』と言ったら
 その場合、最初に「3」と答えた君……。君が絞首台にかけられるのさ」
モララーがそこで「3」と答えたしぃを指さすと、それだけでそのしぃはひぃと震えた。
「……そしてその後は同じ事の繰り返し。補足として、7回以上首吊りを耐えきったら全員
 あるいは最後まで“指名”がなかった者。これらに生存の保証というわけだ。お分かりか?」
「……………………!!」
モララーが全体を見回しながら問いかけるも、しかし当然か、しぃ達からの返事はなかった。
とはいえ皆ルールはしっかり理解できたようで、一様に青ざめてはいたが。

「……ああ、あと一つ。“オールイン”について。 これはね、誰も指名しなかったところで
 首吊りしぃが前言撤回した場合に適用されるものでね。今回で言えば「4」だね。
 4回目で首吊りしぃが前言撤回した場合、この “オールイン” になるんだ。
 んでこれが適用されるとどうなるかと言えば、その時点でゲームオーバー。全員仲良く
 首を吊る羽目になるんだ。だから首を吊るしぃちゃんは気をつけないと、速攻で一巻の
 終わりになっちゃうから、気をつけてね〜?」

「な、そ、そんな理不尽な……!?」
少し落ち着いた首吊りのリーダーしぃが抗議するも、モララーは首を横に振り
「何を言ってんだい? こっちが決めるのならともかく、次に誰が首を吊るもオールインに
           . . . ... .... ... ......
 するも、全ては君たちに決めさせてやっているじゃあないか!? 普通の虐殺中毒者なら                 
 こうはいかんぞ? 鼻歌交じりに自分たちでご指名してオシマイさ! そこから鑑みれば
 実に民主的じゃないか?」
「き、貴様……! 五月蠅い! 私は7回を突破してやる!!」
「ほう! そろそろ2回目を始めるぞ、と。……7回突破か。なぁに、物理的にはまだ大丈夫さ。
 まだ『吉川線』すらも出てないんだから……」
「吉川……線? 何だそれは?」
聞き慣れない単語に疑問を示すと、モララーは待ってましたと言わんばかりに口を開いた。


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