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まじかる☆ている

63ウェルク:2006/03/14(火) 22:17:14
ルシアンは続ける。
「また・・・いつもみたいに、花を咲かせてくれないか?」
「ダメだよ・・・。せっかくお花を咲かせても、ルシアン食べちゃうじゃない」
シュナは泣きながら言う。
「なら食わせてくれよ!」
シュナはハッとした表情になった。
「お前が邪魔なはずもないし、どうでもいいわけないだろ!お前がいたから
一緒に頑張ってこれたんじゃねぇか・・・。またいつものお前に戻ってくれよ!」
シュナはルシアンの言葉を聞いて、しばらく泣いていたが、やがて泣き止ん
できて呟いた。
「また・・・ルシアンに助けてもらっちゃったね・・・・・・」
そしてシュナは花を咲かせた。
「はい、コチョウラン」
ルシアンはそれを見てホッとして、そして訊いた。
「花言葉は?」
「え?」
シュナが訊き返す。
「ほら、いつもみたいに「花言葉はなんとか〜」って」
途端にシュナは慌てだす。
「えっと、花言葉は・・・その・・・・・・あなた・・・あなたを・・・・・・」
「なんだよ?」
ルシアンは促す。
「え、えぇ!?いじわるだな〜、もぅ〜・・・あなたを・・・・・・あなた・・・を・・・・・・」
ルシアンは次の言葉を待っていた。しかし・・・
「ダメ!いじわるルシアンなんかには教えてあげないんだから!」
シュナはキュ〜っと目を瞑った。ルシアンはその隙を突いて
チュッ
シュナの口へ軽く自分の口をあてた。
「あ・・・」
シュナは驚く。ルシアンは笑って言う。
「秘密でいいよ。俺が元に戻る時まで」
シュナも笑顔になって言う。
「今の・・・ファーストキスだよ・・・・・・」


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