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おちゃめくらぶ掲示板

401御茶目菜子:2010/10/13(水) 13:55:50
ゼロからのスタートとなるWindows Phone 7
ついにWindows Phone 7端末が発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101012_399513.html
Windows Phone 7は従来のWindows Mobileの後継となるOSだけど従来とは大きく異なる点は
最初からスマートフォンをターゲットとして作られたOSということにょ。
Windows MobileはWindows CEがベースになっているにょ。
Windows CEはPC向けのWindowsとは異なり、小型端末や組み込み機器用のOSとして作られた
ものにょ。
かつては、H/PCやPocket PCというPDAで多く採用されていたもののPDAは衰退化をたどり
それに取って代わる存在となったのがスマートフォンにょ。

スマートフォン用のOSといえばSymbian OSの方がWindows Phone(およびWindows Mobile)
よりも歴史もシェアもあるにょ。
それなのに国内ではSymbian OS搭載のスマートフォンはほとんど出回ってないにょ。
しかし、これはあくまでスマートフォンとして出回ってないというだけでFOMA端末は
Symbian OS上で動作しているためガラケーだからOSが全面に出てないだけといえるにょ。
実際、ガラケーはネイティブアプリが実行できないという点以外はスマートフォンと
システム面から見ると大きな差はないからね。
これも当然の話であり、OS無しであそこまで高性能な端末を開発するというのは無理がある
からね。

ただ、このスマートフォンもここ2、3年で大きく情勢が変わったにょ。
それはiOS搭載機(つまり、iPhone)とAndroid OS搭載機の登場によるものにょ。
iOS搭載機はアップル社以外から登場することは恐らくないために8月9日に書いたように
今後も現状のシェアを維持するのは難しいと思われるにょ。(台数は増加しても
スマートフォン市場が大幅拡大されるのでシェア自体は低下が予想されている)
シェアを考えた場合には最近の状況を見ての通りAndroid OS搭載機が今後数年間においては
最も伸びると予想されているにょ。

ここまでAndroid OS搭載機が伸びた背景にはOSのライセンスやアプリ開発の自由度が
大きいと思われるにょ。
OSのライセンスが無料でなおかつライセンスに縛りがないからね。
ライセンスに縛りがないからスマートフォンに限らずさまざまな端末が登場し、無料
だからどんどん端末に搭載されているにょ。
アプリ開発もMacでしか開発できないiPhoneとは異なり、XP以降のWindows、Mac、Linuxで
開発可能であるため有利だし、しかもiPhoneとは異なりアプリの審査もなく誰でも公開
できるというメリットもあるにょ。

Windows Phone 7はAndroid OSと比べてどうなのかというと私はメリットを感じないにょ。
Windows Phone 7はWindows Mobileで長年作られたアプリがあるけど後継OSではあるけど
互換性のないOSであるため従来のアプリは動作しないにょ。
そして、UIも一新したために長年Windows Mobileを使い慣れていたからといっても
Windows Phone 7端末を選ぶ意味はあまりないにょ。
Windows MobileのベースであるWindows CEはPC用のWindowsと似たUIを持ち一部のAPIに
おいて互換性があるというメリットがありWindows PCを使い慣れている人が使うには
悪くない端末だったにょ。(似て非なる点が多かったので逆に使いにくいとい人もいる
だろうけど)
ただ、Windows Mobileは元々スマートフォン用に作られたOS(スマートフォンを考慮して
作られたOS)ではないためスマートフォン用のOSとして考えると優れているとは言い難い
ものがあったにょ。

Windows Phone 7において従来とアプリ互換性を無くしUIを変えたのはWindows Mobileも
今後はスマートフォンがメインとなると予想されるため中途半端に互換性を保ち使い
にくいものを作り続けるよりはスマートフォン用としてゼロから作り直した方が良いと
MSが判断したためだと思われるにょ。(過去よりも現在や未来を優先したということ)
この考えは決して間違いではないにょ。
ただ、ユーザーからしてみるとアプリ互換性が無いとなるとあえてWindows Phone 7端末を
選択するメリットはなくなるにょ。
しかも、3月にOSの仕様が発表された時には初期のiPhoneと同じくコピー&ペースト機能
が無いことが明らかになっにょ。(iOS 3.0からコピペに対応した)
これは来年のアップデートで対応見込みとはいえ、iPhoneにおいてあれだけユーザーの
要望が強かったのに不要と判断していたのはさすがに私には信じられないにょ。
http://japanese.engadget.com/2010/10/11/windows-phone-7-2011/

PCにおいてはWindowsはアプリ資産があるので今後もシェアをそれほど大きく落とすとは
思えないけれどスマートフォンにおいてはそれが上記のようにゼロからの出発であるため
かなり厳しいことになりそうにょ。
さて、Windows Phone 7は従来のWindows Mobileは異なりライセンスするにあたってある
程度のハードウェア要件を求めているのでどんな端末でも搭載可能というわけには
いかなくなったにょ。
Windows Mobile搭載の端末がすべてWindows Phone 7を搭載するというわけではなく
従来アプリを使いたい人向けやハードウェア要件を満たせない端末向けにはまだWindows
Mobileはライセンスされているにょ。
実際、Windows Mobile搭載のPDAが未だに新発売されているわけだしね。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101012_399514.html
「Windows Phone 7が本当に普及するのか」また「Windows Mobileがどうなるのか」という
点に関しては現時点では判断が難しいためしばらく様子を見る必要がありそうにょ。




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