森田療法が目指す回復とは

1：名無しさん：2020/08/16(日) 22:36:36: 　森田療法は、「症状」を直接相手にしない。「症状」を取り去ろうとはし
ない。
「症状」となってしまった違和感は、もとをただせばあたりまえの自然な
感覚である。

たとえば手に傷を負ったとき、それ相応に腫れる。それは傷
を修復し、治癒するための過程である。早く治そうとして必要以上に触っ
ていると、不自然にさらに膨れ上がってしまう。

森田療法では、不自然に、不必要に腫れ上がったものを、もとの自然な
腫れに戻す。結果として、もとの自然な腫れに相当する程度の違和感に戻
していくのである。
2：名無しさん：2020/08/16(日) 22:38:11: 森田療法の実践
「私の神経質に対する精神療法の着眼点は、むしろ感情の上にあって、論
理、意識などに重きを置かないものである」と、森田正馬は『神経質の本
態と療法』のなかで述べている。

この「感情の上にある」というところが
重要なポイントである。感情は勝手に動くし、邪念もわいてくる。

森田はコントロールできない感情を据え置いて、それはそのままにして自分の自
由になる行動に重点を置くのである。

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