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伺かイベント雑談スレ
821
:
任意たん@age推奨
:2023/05/05(金) 09:07:22
●箱庭には椿しか咲かない
ふと気づいたら異世界転生。転生先はどうやら青年が一人ぽつんと住む孤島らしい。
書き込みや陰影の表現が美しい美麗なシェルから受ける印象は、ファンタジーの薬学士とでも言えばわかりやすいだろうか。
薬品や魔導書の詰まったシェルフが相方側に表示されているのも雰囲気がとても良い。
トークで聞ける不思議な生物の話には、異世界とファンタジーを感じてワクワクするし、
彼の生い立ちの話からは、朴訥だけど優しさを感じる。
甘い物好きで意外と食いしん坊なところがあったり、女性に対して初なところがあったりするのもご愛嬌。
ただ、どうも彼の話を聞くに、特殊な生き方をしていたようだ。
そもそも300年以上も生きている人と違う魔法使いという種族で、親を知らず捨てられて人間と一緒に育ち、
師匠と呼ぶ人物に連れられ世界を旅して回り、そして人の命を助けるために奔走し、弟子がいたこともある。
この優しさは、擦り切れてしまった心の現れなのかもしれない。
少しだけ感じられる厭世感や諦念からくるものなのだろうか。
そうして、しばらく過ごすとやがて関係は変化を迎える。
彼はただ純粋だった。彼がどうしてこの孤島にいるのかも明かされる。
話を聞いたのちにもう一度トークを見れば、より一層、彼の言葉に交じる感情を理解できてくる。
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