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伺かイベント雑談スレ

690任意たん@age推奨:2021/05/15(土) 11:35:46
・百合の花が枯れる頃

まず「仮面舞踏会で再開」というシチュエーションが、ゴーストマスカレードの趣旨とマッチさせてあるのがとても素敵だと思った…。
色んなゴーストさんと出会う中、かつての恋人と不意に顔を合わせた…というのが、不思議な現実感があって、実際には彼女を知らないはずなのに、妙な心地の良さを抱きました。
なんて言えばいいんだろう…皆が騒いだり踊ったりの目まぐるしいお祭り真っ只中の時に、不意に手を引かれて、人気のない木陰の裏で喧騒を遠くに聞きながら二人きり、そんな感じ。

最初私は、過去を懐かしむように語る彼女が、なんだか既に割り切っているように感じられてしまって、「なんだよサバサバしやがってーちぇー」と、勝手な寂寥感を覚えていたのですが…。
「瞳の表情」に気付いてからは、果たして彼女はかつての恋人に語りかけているのか、自分に言い聞かせているのか…言葉を聞く度に、何か切ないものを感じるようになっていました。
「仮面」のくだりが一番印象に残ってます。

二人がそれまで、どんな道を辿った果てに別れを選んだのかは、色々と想像を掻き立てられる所ではありますね。ここは人によって様々な見え方がするのだろうと思います。
ただ、去り際に見せた彼女の表情を見るに、二人が別れてからまさに今最後のその瞬間まで、「私」が彼女の中でキレイにずっと咲き続けていたのだろうな、きっとそう思います。

このお別れで、彼女の中の白百合は果たして枯れた後に、風化して消えてゆくのか、それともドライフラワーのように艶が失せても彼女の人生を影で彩り続けるのか、どちらになるだろう。どちらが幸せでしょうか。
そんな考えと一緒に、彼女の最後の笑顔が今も胸に残ってます。
仮面舞踏会の後半に巡り合えた、とても素敵な時間でした。


>>689

そのゴーストさんは、企画に際して単にゆみるさんが個人間でシェル提供したものかなと思っていたのですが、なんだかそういう感じではないのですね?
結社とは一体…?自分の中にマヌルネコに続く謎が新たに生まれてしまった…。
伺かは、かくも底が深い世界だ…。


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