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新・戦場スレ Part1
6
:
◆tb48vtZPvI
:2016/05/09(月) 22:36:31 ID:faAz5A6E
戦場から遠く離れて、半壊したハイウェイに一つの影があった。
ハンチング帽とトレンチコートを身につけた白ネズミ獣人だ。彼は戦火の地を見ていた。機械化なしの裸眼で、双眼鏡もなく。
彼は懐の端末を取り出し、通信をオンにする。
「ドーモ、エミリー=サン。ジン・ミックです。常駐部隊から出撃許可が降りた。ユウセイ=サンとライオ=サンは? …そうか。では、個別に行動することとしよう。私は先行する」
通信相手からの応答。
「そうだ。今私の手元には人型兵器はない。だが問題もない」
ミックはコートを翻した。なんと……彼は一瞬にして蒼いイクサ装束をまとっていた!
何故なら……ジン・ミックはニンジャ、シバラク・ニンジャの異名を持つニンジャだからだ!
やがて背後から一台の大型バイクが走ってきた。流線型のボディに目に鮮やかな青と赤のペイントが施され、その上に意匠化された「天狗凄」の金エンブレムが輝く。シートは無人、オートジャイロだ。
「オミヤ・ファクトリー」謹製インテリジェント・アームドバイク「テングスゴイ」。
そのスタイルは共和国国防軍制式バイクである「シュゲンザ」と共通シルエットを持っている。それも当然だ。「シュゲンザ」はこの「テングスゴイ」をコストカット&デチューンすることで作られた。
「イヤーッ!」シャウト一つ、ミックはテングスゴイに飛び乗り、今や不整路と化したハイウェイを疾走開始した。戦地へ向かって。
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