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新・戦場スレ Part1

42 ◆tb48vtZPvI:2016/05/30(月) 00:31:39 ID:31mQY98c
>>40>>41
青年の顔には、ミックのニンジャ記憶力を呼び起こすものがあった。先だって彼のデータを見ていたからだ。
「ドーモ、初めまして、ディラン・アルケイン=サン。コズミック・オーダーのジン・ミック少佐です。騎士命令だ、その機体から降りた後、我らと同行せよ。説明は追ってする。以上だ」
ミックの応答は手短にして直截である。何しろ時間も戦力も足りないのだ。「立っているものはオトノサマでも使え」とは、実際銀河戦国時代に流行したリベリオン・ハイクである。
普段、ミックはアディランの推挙は騎士であった彼の父が行い、現騎士団長セルゲイナス・バイル准将が許可の捺印をしたものだ。先代のアルケインと面識はないが、バイルが認めたならば多少の役には立つだろうとミックは踏んだ。

基地司令部に足を踏み入れるなり、ミックは先手を取ってアイサツをした。こういう場合、先にアイサツを仕掛けた方がイニシアチブの所有権を持つ。
「ドーモ、お久しぶりです、ガナルド・ドナール准将。ジン・ミック少佐、罷り越しました」


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