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新・戦場スレ Part1

154 ◆h9Hr5c.eFE:2016/07/05(火) 00:05:51 ID:zxDOphsw
>>153
「あぅ、うう…!」
シルキーが立ち上がる。
「ま、まだです…諦めません!」
次いでケット・シーがヨロヨロと起き上がるが、アニーシャの息は荒い。
「っ…嘗めない、でよね…こんなの痛くも痒くもないんだからっ…」
メイヴは尻餅をついたまま、呆然とデイドリームを凝視していた。
「あ、あり得ない…物理的にあり得ない…なんなんですの、あの機体…!?」
「お嬢様、しっかり!」
「お嬢のヘタレ! もうこうなったら、フェアリー・フォーメーションでいくっきゃないんだから、しっかりしなさいよ!」
二機に促されるようにして、ようやくメイヴが立つ。
散り散りに弾き飛ばされたことで、奇しくも3機はデイドリームを包囲する配置となっていた。
「ふぉ、フォーメーション…そ、そうね、あれなら…! やるわよ! 二人とも…!」
「いつでもいけます!」
「散々言ってくれちゃって…アニーたちがそこらのボンクラとは一味も二味も違うってとこ、見せてあげるんだから!」
3機がそれぞれの射撃武器で無人機を牽制しつつ、スターティングポジションに着く。
「フェアリー・フォーメーションB! レディ!」
ミレニアの声に応じて、シルキーとケットシーが火器をリロード。メイヴは両腕部の電撃アンカー、ショック・ハーケンを起動させる。
「せーぜーご自慢のカメラにでも焼き付けることねっ!」
「……ゴーッ!!」
シルキーとケット・シーがそれぞれのレーザーボウを猛連射し、デイドリームを挟撃。回避運動を誘う。
「お嬢様!」
「ショック・ハーケン!! いきなさいっ!!」
追い立てられたかに見えるデイドリームへと、両前腕からハーケンを放つメイヴ。同時にシルキーとケット・シー
が抜刀し、左右からデイドリームへと急接近。ショック・ハーケンの電撃により動きを止めた所へ、レーザー刀剣による追撃を加える手はずだ。
「くらえぇぇぇーーっ!!」
ケット・シーが勢いよく跳躍し、レーザー・ツインダガーを振りかぶる!


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