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新・戦場スレ Part1
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:
◆tb48vtZPvI
:2016/06/18(土) 23:37:19 ID:Eldohxuc
「おのれ!」ジ・オーガはアサルトライフルを交代しつつ射撃。それをデブリに隠れ、あるいは盾にして距離を縮めるミック。シバラク・カスタムの装甲は最低限のものしかなく、小口径弾でさえ当たれば致命傷になり得る。ウカツな接近は出来ない。
しかしミックは追い詰めているという確信を深めていた。あるポイントに差し掛かった隊長機の動きが、完全に止まった。「…アババババーッ!」機体に、そしてコクピットにまで流れる電流!
そこは放置されていたEMPトラップを張り巡らせてあるポイントだ! ナムサン! しかし機体のヒューズを焼き切るまでには至らない!
トラップにハリツケ状態のジ・オーガを照準し、ミックは未射出のスラッシュ・リッパーを手で取り出し、手で展開した。それを握るとシバラク・カスタムはカメラアイをジ・オーガに向けたまま、可動域ギリギリまで腰を後ろに回す。
読者の中にニンジャ戦闘術について知識のある方もおられよう。そう、これこそ「ニンジャCQC」13の超S級ヒサツ・ワザ「メガ・スリケン」のムーブだ!
無論、サイクロプスはニンジャが駆るニンジャ・フレームではない。これは熟練サイクロプス乗りの間で伝わる裏技…リミッター解除関節による「超電導スイング」を用いた、言わば擬似メガ・スリケンである。
シバラク・カスタムは大型スリケンめいてスラッシュ・リッパーを電磁投射! 超高速回転飛来殺戮ギロチンめいて通常の三倍を大きく上回る速度のリッパーが、ジ・オーガの胴体を真っ二つに切り裂く!
「……アバーッ!」爆発四散!
直後、間欠泉めいて右腕関節部から噴き出るオイル。内部診断をするまでもなく、右腕のギアの一つが砕け、内部機構の一部から蛇の舌めいて電弧が踊る。どうやらこのあたりが限界らしい。
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