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汎用スレpart1
63
:
◆NcltM1gQ/Q
:2012/04/19(木) 22:18:43 ID:fAYZuDdQ
プロローグ 砕かれた聖剣
ある衛兵の日記より
●月●日 快晴
ジルヴィエの所属になれると聞いて歓喜して半年
確かに依然より給料は良くなった
有給も倍、ここまでは良かった
だが、あの方に腕を買われてやって来たのに
任されたのはドラ息子…もとい御子息のお守りとは…
ここ3ヶ月は、このど阿呆ぶりに付き合わされてウンザリしてきた所で新型のコンペと言う胸熱のイベントが舞い込んだ訳だ…て
ジルヴィエの面々から考えて、俺が選ばれる訳がないか…しかし、よりにもよって何故あの阿呆を選んだのか…
実の所ここまでなら、もう書く気にはなれないが天はやはり見てるんだなぁ
と思いつつコンペの成り行きを書き留めておくことにする
「俺のマクシミリオンはまだか!?」
苛立たしげに怒声が格納庫内に響く
白を基調に黒のライン。そして背中には黒い盾の意匠に銀色の映える十字架の紋章が施されたパイロットスーツ。
襟元には彼が少左の身分を示す記章が施されているのが判る
整備士の女性がパイロットの顔色を伺いながら説明してる
…良く見ると結構スタイルいいな
「落ち着いて下さい。アルバトロス様イスルギ最高のチームで挑んでいます
コンペ開始までには充分過ぎる程、余裕が有りますので…」
まだ良い終えない内に再び怒声が響く
「ええい!調整如きで手間取るチームが最高なら後で纏めてクビにしてやる!」
女性に平手を放ち、鈍い音と共に鍔付きの帽子が床に落ちる
彼女はほんの僅か身を引き帽子を落とされた程度で済み難を逃れる。プラチナブロンドの長髪が零れるように露わとなった…マブいな…
「……ぐ、くぅ〜〜ぅぅ…」
アルバトロスは女性には気にも止めず、その場で右手を庇いながら、うめき声を上げてかがみ込んでいる。どうやらさっきのは隔壁を殴った音だザマミロ
わなわなと小刻みに震えながら整備士さんを睨んでやがる
…整備士さんも逃げればいいのに
「貴様等…俺の高貴な手を…!覚えていろよ…!」
……向かってったのは医務室だな。相変わらず根性ねーな
さて、細かいとこはすっ飛ばして、いよいよコンペだ
こちらはイスルギ精鋭の自信作XFA-0。その自信に恥じない高貴な名前があるんだが…あの阿呆、土壇場でマクシミリオンにしろとかホザきやがった
マジシンデクンネーカナ
対する相手はその下請けの何たら重工のYFA-01…エクレア?エクシアン?
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