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汎用スレpart1
53
:
◆zwG.6Bg2jY
:2011/10/06(木) 21:47:34 ID:RtN3HYLU
>>49
「……あぁ、あの剣は今の俺にとって家族さ」
振り返り、ニカリと大きく笑う
子供染みた笑顔だったが、自らの暗い境遇を見せつけない眩しさを秘めていた。
「『生まれたばかりの俺』とずっと居てくれたんだから」
比ゆ的な言葉であったが、生まれたばかり……つまりは記憶が無くしてからも、なくなる前からも共に居てくれたということだろう。
こんな事になっても持っていたということは、記憶を無くす前のアストにとってあの剣は特別で、
そして今のアストにとっても特別となった――――家族という言葉は本質を突いているかもしれない
「そうだな、何が苦手かとかも分からないから、俺は本当にどれでもいいよ」
横に並んでくれたヒカルの質問に対し、少し考え込みながら答えた
記憶が無い以上、何が嫌いで何が好きかすら分からない。
どれも初めて食べる物と言っても差支えが無いのだ、彼の言葉通りどれでも問題ないだろう
>>50
「いや、口から出ただけで思い出せたわけじゃない……心配してくれてありがとう」
ぐっとかみ締めていた奥歯から力を抜き、瞑っていた目を開いてアオイを方を見る。
心配ないと言いたげな優しいその目線を見せてそっと微笑んだ。
「ワンポイントのレースとか大人し目だし、すっきりした色合いが凄く似合ってると思ったけど……」
もう一度アオイの服装を見つめる―――やはり良く似合っている。
この服装を見立てた店員はかなりの目利きであろう、くどさの無い、それで居て無装飾では無い……良く出来たバランスだ
「うん、やっぱりそんなに子供っぽくは無いよ」
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