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汎用スレpart1
215
:
三姫VS邪神① マヤVSグレートハウンド級
◆h9Hr5c.eFE
:2018/05/13(日) 22:52:10 ID:HpTjydzY
「あ゛ひゅううゥゥゥゥッッ!!!」
ガクン! と衝撃におとがいを反らした瞬間、向かう先に視線を合わせたマヤは、ついにその光景を目にしてしまった。
「……ン゛あッ……? ……あッ……あ゛ぁぁぁあぁ……ッ……!?」
逆さになった視界いっぱいの、この世のものとは思えぬ暗黒の中に、無数の赤い光点が浮かんでいる。それが全て自分を見据える「視線」であることを本能で悟り、マヤは心底から恐怖し、絶望した。
マヤは“外敵“として認められるだけの力は示せなかったが、“獲物”としての味見には叶ったのだ。
「あ゛っあ゛ッ!!? やッ、やらッやらやらぁぁ……たっ……たひゅけでぇ……!!」
彼らにとってこれまでの行為はほんの前哨にすぎない。本当の愉しみはこれから遠大な時間をかけて、『巣』の中で待つ同胞たちを交えて行われるのだから。
「たひゅッ、けッ…いやぁあ゛ッ!!! いやッ、やッ、たひゅ……ひぃ゛ィィィッ…!! だひゅけでぇぇぇぇぇぇぇッ……!!」
バタバタと焔姫が暴れ続けることが不快になったのか、巨獣は全てのチューブ状器官を一斉に、ボゴン!! と力強く蠕動させた。
「ァ゛ぇ゛ッ……!!!!!?? 」
そのたった一撃に打ちのめされ、マヤはまたも意識を失い、五体をだらりと垂れ下がらせたまま、“主人”と共に闇の中へと沈み、消えていった。
数分後、救援要請を受けた増援部隊が山岳地を訪れた時、
すでに焔姫と邪神属の姿はなく、その装備品であった大剣と、黄色い粘液にまみれてどろどろに溶解したブースターの残骸だけが断崖の下に転がっていた。
半径3000kmから焔姫の反応は観測されず、夜を徹しての捜索の後、マヤ・ランベリーはMIA、作戦中行方不明と認定されることとなった……
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