[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
汎用スレpart1
200
:
三姫VS邪神① マヤVSグレートハウンド級
◆h9Hr5c.eFE
:2018/01/31(水) 00:41:19 ID:Hj8.LwRQ
肉体を垂直に突き抜ける容赦ない激感に串刺しにされたマヤは、最早為す術がない。舌を目一杯に突き出して吠える。反り返った喉元を唾液と涙がとめどなく流れ落ちる。
被虐に悶絶するマヤの精神に呼応するかのごとく、機体内を循環していたリンゲル液が激しく沸騰し、全身の損傷部から機体外へ吹き出す。
ビシャ、ブシャァアアァッ!!
「あえ゛うあ゛ぇうあ゛うッ!!? ぁ゛う゛ッあ゛うンッあぇう゛ンッあ゛うあ゛う゛ッ!!!?」
傷だらけの機体が軋みを上げながら暴れ、ガクン、ガクンと折れんばかりに反り返るたび、爪を突き立てられた傷口から、ポンプ作用のように黄色い飛沫が噴出し、獣の顔面にびちゃっ、びちゃっと吹きかかった。
「し…しっかり…! ランベリーさん…!! 」
「たぇ゛ッ!! たえ゛らぇるわげなひィィひィィィィィィィ゛ッ!? ひんじゃうッ! ひんじゃぅッ、ひんじゃぅ゛ッ!! ひんり゛ゃうょお゛ぉぉぉ゛ッ!!!!?」
取り巻きの三匹の獣は、グフグフと嘲けるような笑いを漏らしながらその光景を眺めている。いよいよ最期の時だ。
「だッ、だっしゅッ!! だっしゅ ふぅ゛ンッッ!? らっしゅつぅッ!!…ひッ、ひッ!!」
『音声が不明瞭なため、リクエストを認識できません』
「だッ!!! しゅッ!! づッッッ!!!!!」
『音声が不明瞭なため、リクエストを認識できません』
「 …なんれぇぇッ!!? だっしゅづさせてよぉぉぉッ!!? もぉ゛やらのお゛ぉぉぉッ!! ゆるひでッ!! やめひぇぇえ゛ひィィッ!? ゆるひでぇぇぇえ゛ーーーッ!!」
情の通わない音声認識システムにも、敵対する獣にもそんな哀願が聞き入れられる筈もなく、やがて獣は無慈悲にも右の副腕、すなわち焔姫の頭を掴んでいる方の副腕に力を込め――
バリバリ、バチィィッ!!
「 ッぇ゛ひひひィ゛ィいぃィィィ゛〜〜〜〜ッ!? あぎゃンッ!? あぎゃィィひいい゛ィィィ゛〜〜〜〜〜〜 ッッ!!? 」
そして、背骨を掴む左副腕の筋肉がメリメリと、異様なまでに膨張し、一際巨大な雷のごとき電流が、バリィィィィッ!! と焔姫の脊髄に注ぎ込まれる。
「やぅぇ゛っ!! てっ!! ゅるひぇ゛ィィィィ゛ッ〜〜!!? ふぎぃえ゛ゥ゛ッひィ゛ィィィィィィィィィ゛ーーーーッ!!!!!」
脳脊髄の全てを焼き尽くす暴力的激感。全身にぎゅうぎゅう詰めにされた炸薬が一斉に発破するかのような衝撃を味わい、マヤは空をかけずるようにバタバタとせわしなく動かしていた両脚をガクンッ!! とガニ又に掲げ、またも潰れたカエルのようなポーズで、ぶるぶるぶるぶると激しく痙攣する。その様はまさに邪神に捧げられた、串刺しの生け贄のようだった。
「あ゛ぅッえう゛え゛うえ゛うえ゛いぃィィィン゛ッッ!!? ィィィィ゛ンッ!!? あィ゛ィィィィ゛ンッ!!!? ィ゛ィッぎゅッ!!!?? ひィ゛ッひひッいィィッぎゅう゛う゛う゛ゥゥゥ゛ゥッッ〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!??」
バシバシィィンッ!! という炸裂音と共に、焔姫は全身の破損部から花火大会のクライマックスの如く、壮絶なスパークを立て続けに迸らせた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板