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汎用スレpart1

195三姫VS邪神① マヤVSグレートハウンド級 ◆h9Hr5c.eFE:2018/01/30(火) 23:52:46 ID:I/B3CgQE
「ランベリーさん!?」
「てぇああああぁっ!!」
一体だけならば先程のように渡り合えるはず。そう考えたマヤは獣目掛けて全速力で踏み込みながら、点火させたブルーティッシュ・ブレードを横一文字に振るう。が、獣は軽快なフットワークでそれをかわし、焔姫の後ろに回りながら背中を蹴り飛ばす。
「あはぅッ!? くぅぅぅッ!!」
つんのめりながら、180度後方へと無理矢理剣を振る。刃は容易くかわされ、がら空きの腹部に爪を叩き込まれる。
「はひぃ゛んッ!?」
どうやら、獣は先の交戦を通して、焔姫の挙動を完全に読みきってしまったらしい。
「……っ、こっ……このおぉぉ゛〜ッ!!」
左脚を高々と振り上げて踵落としを見舞おうとするが、即座に副腕で受け止められる。
「あ…あぁッ!?」
天地が180度入れ替わる感覚。焔姫は人形のように軽々と持ち上げられ、逆さ吊りにされてしまった。
「くっ…! は、離せっ!!」
目前の獣の鼻面を睨みながら、自由の効く方の足でげしげしと爪を蹴りつけるが、びくともしない。
ずびゃっ!
「あふんッ!?」
酸が焔姫の顔面に直接吐きかけられる。やはり加減をしているのか、頭部が溶解してしまうようなことはなかったが、ツインアイを保護していた透明バイザーが溶け落ち、マヤの顔面をでろりと熱い感触が伝う。
ずびゃっ! ずびゅっ! びちゃちゃっ!
粘液が何度となく叩きつけられる。
「あく、ッ!? や、やめ…ッ! …やめなさッ、んひっ!? ひッ!?」
屈辱と嫌悪感に眉を潜めながら、マヤはブレードの重量で垂れ下がった右腕に力を込め、上体を起こして反撃に転じようと試みる。
「ッひ……!い、いい加減にッ……」
バリィィッ!!
「ふやあ゛ぁぁぁあぁあぁああッ!!?」
全身を走り抜ける激感に、焔姫のボディがマヤの意思とは真逆の方向に反り返った。右脚を掴む鋭爪から電撃を流し込まれたのだ。
「かッ、ぁッ、ぁ゛ッ…!? ……ふひゃぁぁあ゛ぁぁぁんッ!? はひぃぃッ!? ……はひぃ゛ぃぃぃィィィんッ!!?」
爪が断続的に電流を帯びるたび、マヤは激しく身をよじって苦悶した。対する獣は微動だにせず、焔姫を弄ぶように断続的に電流を送り込んでいる。
「こッ、こ、こんらッ! こんらやづにぃッ、 んぅぅ、ンッ!? ふぅぅ゛ンッ!?」


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