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デフォシナ&オリシナキャラを喋らせて遊ぶスレ8

445 名無しさん@不意の鯖落ちにご用心 :2014/04/27(日) 01:54:32 ID:???
むなしい努力 はぐれ天使SS(2/2)

「ねえねえレーテちゃん。私ね、今夜ちょっと『お食事』してくることにしたから」
「はあっ? あんた『食事』って三日前も行ってきたばかりじゃない」
「だって美味しそうなエルフの子がいたんだもん。じゃ、あの子のことよろしくね!」
言うが早いか、アモーレさんは宿屋の窓を開け放って町に飛び出していってしまいました。
「ちょっと待て! ってああもう、逃げ足だけは速いんだから……」
でも一応人間のふりをしてここに泊まっているのに、大丈夫なんでしょうか。
ただこれで、部屋には私とレーテさんの二人だけが残されました。二人きりです。
レーテさんは他人の家畜を眺めるような目で、こちらを、ひいぃっ!
無理です! ごめんなさいアモーレさん、やっぱり無理です!
「……さっきから無様に怯えてるけど、私が何か?」
「なっ、何でもないんですごめんなさい、ごめんなさい!」
もう反射的に謝ってしまいます。とにかく謝って、ええと、それから。
「それにしても本当に笑い種よね。真っ当な天翼族の癖して、逃げて泣いて謝って」

(あの子は確かに天翼族を憎んでいるの。よく言えば自尊心が高すぎるところを特に、ね)
(だからあの村でのあなたの『演技』、案外真に受けちゃってるかもしれないわよ♪)

だけど、ここで逃げたら、また私は……!
「あのっ、れ、レーテさん!」
覚悟を決めて名前を呼ぶと、レーテさんは雪国の氷柱みたいな視線を、ひいぃっ!
でもやるしかありません。私は大きく息を吸って、アモーレさんからもらったアイテムを。
自分の頭に、じゃすとふぃっと!

※びじんだけ 白くて綺麗で食べると危険なキノコ。装備するとMove+5の効果あり。

「えっ、ちょっとあんた、いきなり何を……?」
「レーテさん、一つだけ聞いてもよろしいでしょうか!」
やっぱりアモーレさんの言う通りでした。体が軽い、もう何も怖くない!
「いや別にいいけど、何で急にそんな格好、ねえ頭大丈夫?」
「『まいすいーとだーりん』って、どういう意味なんですか?!」
その瞬間、部屋の空気が凍りました。私でも分かるくらいに、絶対零度まで。
「……あれ? アモーレさんはこれを聞いたら大丈夫って、あれ?」
「へえ、やっぱりあいつの入れ知恵か。それはそうよね、当然よね……」
あれ、確かにさっきとは違いますけど、目が怖いですよ? 何で、どうして?
「もしかして『夜は私の方が上だから』ってアモーレさんが言ってたのと、関係あります?」
「あんた、それを何の臆面もなく聞くってことは、覚悟ができてるんでしょうね?」
光が見えました。レーテさんの後ろに。ああ、光耐性があってよかった……。

後日、さすがに次の日は私が下だったわ、とアモーレさんが満ち足りた表情で言っていました。
ともかくレーテさんとはあれから普通に話すようになったので、成功だったのでしょう。
なぜだか「アホの子」と呼ばれるようになってしまったのは不本意ですが。

それと最近、新しく仲間になったヴェラノフュさんっていう方の視線が怖いです……。
以前のレーテさんとは違って、ぞくっとすると言うか、何だかその、ううん。

...to be continued?


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