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デフォシナ&オリシナキャラを喋らせて遊ぶスレ8
381
:
名無しさん@不意の鯖落ちにご用心
:2013/11/24(日) 23:32:14 ID:???
覇王と真実を見透く目 リューネ時代編7
ーリュッセル内教会にてー
アーシャ以下ア「次の方どうぞー」
リジャースド以下リ「はい」 (オレは、何をやっているんだろう……)
ア「迷える子羊よ、今日は懺悔ですか、それとも告白ですか、それとも愚、相談でしょうか」
リ(今、愚痴って言いかけたよな) 「恐らく、その全てだ」
ア「全て?」 リ「はい、その、オレはある時から異性に興味が全くなくなってしまって・・・」
ア「はあ」 リ「そのせいで職場からも、オレが同性のほうに気があるんじゃないかと噂が立ち」
ア「何故、そのようなことに?」 リ「はい、オレはある時から人の嘘や他にも色々なことが分かるようになってしまって」
ア「なるほど、差し詰め、真実を見抜く目を得てしまった、ということですね」 リ「! そうだ!」
ア「恐らく、他人の素顔を見て幻滅し、そのことに罪悪感もあるのかも知れませんね。そしてそれは、たぶん自然なことなのでしょう」
リ「シスター、オレはどうすれば、人としてこのままではいけないと思うんだが」
ア「今は戸惑っているだけ、疲れているだけです。人というものは慣れさえすれば、多くのことを棚上げしてしまえるものですから」
リ(嘘は言ってないが凄い台詞だな)「そ、そうか」
ア「気に病むことはありません。時が経てば、それはそれと思えるようになってきちんと、むしろ他の殿方よりも真摯に女性と向き合えることでしょう」
リ「・・・そうか、ありがとう。シスター」 「なんだか救われたような気がするよ。神様なんか信じちゃいないが、あんたの言うことには説得力がある」
ア「ありがとうございます・・・。それはそうと」リ「?」
ア「『他にも』とはどのようなことが分かるのですか?」リ「ああ、嘘に比べれば別に大したことじゃない」
リ「人の下着が分かるくらいさ」 ア「・・・今の私のも?」
リ「ああ、黒だな、真っ黒。俺も黒は好きだ、竜の色も鎧も黒だしな」 ア「・・・・・・」
リ「シスター、ありがとうよ。オレはくだらないことを悩みすぎていたようだ、世話になった」
ア「・・・・・・」 お覇王退出 ア「・・・・・・〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」 (机が割れる破砕音)
ネルガル「なんじゃ小僧、憑き物の落ちたような顔して。よもやお祈りでもして神がかりにでもなったか?」
リ「ほざけネルガル。だがあながち外れでもない。オレは真実というやつに振り回され過ぎていた。実にくだらないことにな」
ネ「ほう、何があったか知らんが肝が据わったようよの」
リ「別に何が変わる訳でもなかったのだ、オレはオレのままだ」ネ「ほほう、その強がり、続くほど終わりが滑稽であろうな」
リ「黙れネルガル、さあいくぞ」 ネ「フ、分かった」
この数日後、どこから知れ渡ったのか、リジャースドが覗き魔である、見ただけで下着を当てる特技がある。
実は千里眼の持ち主である。人間嘘発見器などの噂により彼がリューネ騎士団を去るまでにさほど時間はかからなかった。
余談だが、その日の前後に凄まじい人とも竜ともつかない何かの怒号とも爆笑ともつかない音が
リュッセルの空に轟いていたそうだが、真偽は定かではない。 終わり
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