したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

デフォシナ&オリシナキャラを喋らせて遊ぶスレ8

342名無しさん@不意の鯖落ちにご用心:2013/10/01(火) 23:28:52 ID:???
 やがて、敵兵の一人が膝をついた。
 止めは……、少女の雷の槍。
 剣で斬ったわけでも槍で突いたわけでもない、間接的な攻撃。
 直接のそれとは違って、生々しい感触はないはずなのになぜかその手に感触が残る。
 ……それはコロシの感触。

 …………初めてヒールができたとき、どんな気持ちだったっけ――

 一瞬そんなのが頭をよぎる。
 だがそれはすぐに振り払った。
 そもそも自分の指示で何人の人をコロシているのだ。
 今さらその責任を他人に転嫁をしていたというのか。
 ありえない――
 ありえないし、そんなことを考える余裕すら本来無いのだ。
 理想のために……
 理想のために――ッ!

「左翼シャイニングが薄いですよっ。空撃ちで構いません。もっともっと撃つように――」

 なかば八つ当たりのように指示を飛ばす。
 言った後でそれに気づいて彼女は周りに悟られないように下唇を噛んだ。
 ――
 ――――

「雌雄は決しました。掃討戦に移行してください。ただし深追いは無用です……」

 散り散りに敗走する敵の背に感情なく指示を下す。
 ……感情がないわけはない。ただ押し込めているだけ。
 ……そのうち慣れてしまうのだろうか。
 彼女は敵から視線をはずすと、僅かに空を見上げ、心のなかで呟いた。

 ――この全てを終わることができたら……


 No good tryig ――エリノア――

『……もう一度。……――ってくれますか?』

 present by 自分以外の人


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板