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ナズーリンが星ちゃんを見つけられないSS(タスキリレー)
12
:
名前が無い程度の能力
:2014/10/29(水) 22:31:47 ID:bbTjCs1s0
「豊聡耳さんはいらっしゃいますか」
寅丸星は当てもなく何も墓標に向かって声をかけ続けていた
ここは墓地だ
ここからなら太子の自宅に通じているかもしれないという腹があった
「何よ、太子がうるさいって言ってるわよ」
ようやく返事があった
ただそれは豊聡耳神子のものではなく、蘇我屠自古のものだった
「ようやく通じましたか。ところで、豊聡耳さんはどこです?」
星が「豊聡耳さん」という呼び方をしているのは、無論皮肉の為だった
「ここにいるけど、用件だけ伝えてくれと言っているわ」
「だったら、曼荼羅を貸してくださいと伝えてくれれば十分です。ああ、そうだった、
これは聖からのお願いだということも一緒に伝えておいてください」
「それだけでいいの?」
「ええ、大丈夫だと思いますよ」
この会話は当然豊聡耳神子には聞こえていた
星はそれだけ伝えてその場を後にした
「太子こういうことらしいのですが、曼荼羅なんて持っているのですか」
「持っているというのとは少し違う。あれはこの前作ったものだ」
豊聡耳神子は貸すことに乗り気でなかったが、それは避けられない
ことだと分かっていた
「まあ、幻想郷の為だと思えば仕方ない」
そう言って豊聡耳神子は蔵へ行き、”曼荼羅”を手に取って持ってきて、
そしてそれを隙間越しに聖の部屋へと投げ入れた
「これがあれば上手くいきます。有難いことですね」
曼荼羅を受け取った聖は、どうやら満足したらしかった
>>13
へ はじめにの2は無視っていいことにした
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