はぐれボスのオールナイト幻想郷第10部

315：名前が無い程度の能力：2014/12/29(月) 20:55:41 ID:sG4g9H1Y0: 幽香「都市伝説が流行っているようよ」
豊姫「年？」（ピクッ
華扇「噂話の類ですよ」
はたて「いろいろとあるみたいですねぇ。人面犬や足売り婆、まぁ人の数だけ噂があって、そうすればたくさん出てきます。隙間女やトイレの花子さん。猿の手もそんな感じだし」
メディ「幻想郷にもあるよね？　小さな男の子を夜な夜な浚っている妙齢の女性がいるって噂。その後の男の子はなんかスゴい顔をしているとか」
幽香「確か容姿はピンクの人だと」
華扇「い、いや何で私を見るんですか？　むしろ…そう、天狗！　天狗なんて若い子を浚っているって伝承があるじゃない」
はたて「ち、ちょっと私を文みたいに言わないでよ！」
依姫「友人がそうだって認識はあるのね」
はたて「浚うどころか囲い込みをした依姫さんに言われたくないです」
依姫「そ、育てただけですから！　その対価ですから！」
豊姫「おい」
メディ「ちなみにそのピンクの人、頭に何か被ってるみたい」
幽香「あ……」
華扇「まだあの亡霊がいますからノーカン！」
メディ「土下座してお願いすれば叶えてくれるみたい。色んなのを」
はたて「い、色んな……それはもう、やっぱり」
幽香「つまりこの都市伝説は真偽はともかく華扇を指しているのよ」
はたて「な、なんだってー！」
メディ「東方淫ピ録」
華扇「違ーう！」
幽香「そう、真偽なんて噂にはどうでもいいのよ。そういうものがある。それだけで人は信じることが可能なのよ」

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