はぐれボスのオールナイト幻想郷第10部

263：名前が無い程度の能力（.au-net.ne.jp）★：2014/10/27(月) 01:02:55 ID:???0: サニー「いたずらかお菓子かのっとりかー！」
ルナ「いたずらされたくなければお菓子をよこせー」
スター「イタズラされたかったらお菓子を献上なさい」
メディ「のっとったー」

サニー「今週末はハロウィンよ！」
ルナ「毎年恒例ね」
スター「霊夢さんが合法的に食料を強奪出来る日だと意気揚々としてた日ね」
メディ「いやそれ何か違う。ただの強盗だから」
サニー「それじゃーみんなの所に行こー！」
ルナ「おー」
スター「おー♪」
メディ「おー！」

サニー「いたずらかお菓子かー！」
阿求「もちろん妖精にイタズラをして見返りにお菓子を渡しますよ」
ルナ「あ……」
スター「でもそれってただの援助ですよね？」
メディ「みんな、逃げよう。あの目はガチだ」
阿求「逃がさん！」
メディ「ていうか私までー！」

サニー「……ヒドい目にあった」
ルナ「もう綺麗な心じゃいられない」
スター「名家の割に見返りが安いわねぇ」
メディ「つ、次は本屋だ……」
小鈴「求聞史記にそう書いてあったので」
サニー「またー！？」

スター「ケチくさいわねぇ。やっぱ一般的な家だからかしら」
サニー「つ、次は古道具屋さんの家だ……」
ルナ「なんだか嫌な予感しかしないわよ」
霖之助「いいかい、ハロウィンというのは元々大陸の方にあった覇狼陰と呼ばれる戦いからが起源とされ……」

　数時間後
メディ「長かった……」
サニー「結局お菓子もくれなかったし何なのよー！」
ルナ「いやそれは最初から想像できてたし」
スター「てっきりイタズラしてくださいお願いしますとか言われると思ってたのに残念ね」
メディ「か、華扇ちゃんの家は！？」
華扇「いいですか、あなた達はまずイベントにかこつけてお菓子を図々しく食べようとするのではなく」(パクパクモグモグゴクンゴクン)

サニー「人にはお菓子を要求することを説教しながら自分はお菓子を食べ続けるなんて」
メディ「あんな食生活だからおっぱいにだけ栄養が行くんだね」
ルナ「というか無意識っぽかったし」
スター「仙人様はモノを食べるのが好きなのよ。青とピンクがそれを物語ってるわ」
メディ「つ、次は幽香ちゃん？」
幽香「お菓子がなければパンを食べればいいじゃない」

サニー「菓子パンの詰め合わせをもらった」
ルナ「今日の幽香さんはべーかりんモードね」
スター「てっきりルナとメディをネチョネチョにする取引とかあると思ったのに」
メディ「アンタねぇ……次はわざわざ繋げてくれた月の都ね」
豊姫「あらあらようこそ月の都へ」
依姫「お、お待ちしておりました四名様」

サニー「今度は国賓級の待遇をされたわ」
ルナ「肩肘張りすぎて疲れたわ」
スター「妖精って月では穢れなき存在なんですって。後、天照様に月夜見様にオジサマが裏で手を引いていたみたい」
メディ「いや私妖怪なんだけど。なんか一緒くたにされた感じだわ」
サニー「でも何で天津甕星様のことをオジサマって言うの？」
スター「字が難しいからよ」
ルナ「カメという言葉でミカの字は分かるわよ」
メディ「さぁ、最後ははーたんだ……」

はたて「え、あ、やっばー……お菓子の準備をしてなかった……」
サニー「うおーイタズラだー！」
ルナ「捕まえるぞー」
スター「はたてさんの恥ずかしい写真を撮ってあげましょうよ」
メディ「ふへへへへ、さぁはーたん覚悟はいいかー」
はたて「ギャー！」

はぐれボスのオールナイト幻想郷 第10部